フグ調理に関する注意喚起
フグによる食中毒情報の提供をさせていただきます。
京都府京都市内において隣県で釣ったフグ3匹を持ち帰り自宅で調理し食したあと、食中毒症状となったと連絡が入りました。
当該患者を含め喫食者は2名とのことでしたが、幸いにも当該患者以外の者に食中毒症状は見られていないとのことです。
なお、患者はすでに軽快し自宅へ帰宅しているとのことです。
当該患者を含め喫食者は2名とのことでしたが、幸いにも当該患者以外の者に食中毒症状は見られていないとのことです。
なお、患者はすでに軽快し自宅へ帰宅しているとのことです。
ふぐは猛毒をもっているため、正しく調理しないと食中毒をおこし、死に至ることがあります。
ふぐを食用するためには、専門的な知識と技術が必要ですので、ふぐの素人料理は絶対にやめましょう。
- ※ふぐの毒はテトロドトキシンと呼ばれており、強力な神経毒で、麻痺により呼吸困難を引き起こります。
また、加熱では無毒化できません。 - ※ふぐ毒は、ふぐの肝臓、卵巣などの内臓、ふぐの種類によっては皮や筋肉にも含まれています。
毒性の強さは青酸カリの1,000倍以上の猛毒です。
(ご参考)
- 厚生労働省HP
- http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/04.html
- 厚生労働省HP内 フグによる食中毒に関する情報・関連通知
- http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/03.html#3-4
- 厚生労働省HP内 フグ等に関するリスクプロファイル
- http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_01.html