5月7日(日)、GFG青森支部の毎年恒例の「船　鰈釣り大会　下北」が開催されました。
当日は南西の風。早朝は風も穏やかで、気温は7度位しかありませんでしたけどあまり肌寒くも感じず「これは絶好の釣り日和？」と思わせましたが、最近よく当たる？天気予報の通り日が高く上ったころからは風も強まりウネリも大きくなりなり出しました。
さて、釣りの方は今年は早くからババカレイ（ナメタカレイ）が好調だと言う情報が有ったので何時に増して気合を入れて釣りをしました。しかし、早くから釣られ過ぎたのか早朝の海況が良かった時はポツポツ釣れていた魚もウネリが強くなった昼ごろにはアタリも取れ難く仕掛けも安定せずとてもシビアな釣りを要求されるようになりました。悪条件になればなるほど普段からこの場に通って釣行を重ねているベテランとビギナーの差が出てきます。実際に私と背中合わせで釣っていた今回の優勝者の兼田さんはそんな悪条件の中でも決して手を休めることも無く結果的にマイペースでコンスタントにカレイの枚数を重ねておりました。（ウネリが出だした最後の2時間は私はボーズでした。）
そして大会も終了していざ検量です。皆さん全体的に型が大きいカレイを釣った所為か？重そうにクーラーを抱えて検量場所へ！その中でも一際重そうにクーラーを抱えていた会員がいました。青森支部の海水面担当の工藤会員です。みんなに「これは間違いなく優勝だ！この商品はあんたの物です！普段釣らない人が…！」とはやし立てられて本人もまんざらでは無い表情です。しかし、そう簡単に問屋はおろしません！後から後からどんどんそれを上回る釣果を見せられ「その高くなった鼻」がどんどんとしぼんでいく様子が面白かったのが今回の大会の一番の見どころでは無かったか？と私は大会を振り返り感じました。しかし、結果は堂々の4位でした。立派立派！工藤会員には次回の磯釣り懇親会で更なる活躍を期待する事としてこの大会の報告を終えたいと思います。
報告者：青森支部事務局　尾野道信