11月9日(日)、房総半島の富浦一帯の沖磯で、千葉支部秋季磯釣り懇親大会をオブザーバー3名を含む参加者54名で開催しました。
前日の天気予報では朝から終日雨模様ということで若干テンションも下がり気味でしたが、予想以上に天候の回復が早まり、日中は汗ばむ程の好天と凪に恵まれた1日となりました。
11月初旬の房総半島はエサ取りや小型メジナの活性が高く、良型メジナを狙うには少々厳しい時期ですが、富浦地区の磯はこの時期に地方寄りの磯や根が点在する釣り場で40cm後半の大型メジナの実績も高く油断は禁物です。
当日は大人数を渡礁させるには絶好の凪日和となりましたが、20.7℃の高水温、澄み潮、ベタ凪という釣り人としては三重苦とも言える厳しいコンディション。比較的潮通しの良い磯やエサがあまり入っていない磯では中型主体に釣果に恵まれたものの、アイゴなどのエサ取りの猛攻でなす術もない釣り場もあり、大会全体としての釣果はいまひとつといった状況でしたが、40cmオーバーのメジナや内房では珍しい良型の天然マダイのサプライズ釣果もあり、厳しいながらも懇親大会ならではの和気あいあいとした大会となりました。
参加者54名中検量された方は33名とキープサイズを3匹揃えることも難しい状況下、メジナ最大魚43.8cmを仕留めた三枝 佐登志様が見事優勝。バラした魚はもっと大きかったようで本人は若干不満気味…。2位には手堅く中型メジナ3匹を揃えた木村 香司様。3位はこの時期としては良型のクロダイを釣り上げた貝沼 庄一郎様。皆さんお見事です‼︎
時期的に釣果が厳しい状況が予想される中、秋季磯釣り懇親大会としては最多となる54名もの方々にご参加いただきありがとうございました。来年も房総の磯を会場に懇親大会をはじめ様々な大会を予定していますのでご期待下さい。
今回も多数の賞品を提供いただきました、がまかつ様。渡船協力いただいた、鳴釜渡船様、共栄丸渡船様ありがとうございました。

《報告 千葉支部 小野 斉》