GFG四国:愛媛支部主催 <<大会結果>>

グレ釣り懇親会 【日振島】

グレ釣り懇親会 【日振島】 去る2月5日、GFG愛媛支部による高齢の初釣り親睦会を参加者30名にて日振島にて開催しました。昨年の同親睦会は悪天候により3月に順延しての開催で、今年も前日から悪天候予報で心配しましたが、浜崎船長の南西風に強い裏磯メインならできるとの判断で、開催の運びとなりました。
朝5時に受付開始。今回、浜崎渡船さんには、もう1組大会が入っており、よく見てみるとなんと!GFG中国を代表する若手名手の顔(G杯チヌ表彰台組)がずらりと並び、お互い顔見知り同士で賞品のがま磯ファルシオンを見て「そっちにオブで参加しようか」「いや、あなたは絶対ダメよ」と和気藹々とやりあっています。大会説明、乗船クジを終え午前6時に出港。
船長によると、最近の日振島の釣況は、急激な水温低下の影響か磯や日によってムラが出始め、番号のついた表の有名磯より、湾奥や裏磯などの無名磯の方が型が良いとの事で本日の大会規定は、平等を期していつものように規定サイズなしの5匹総重量としました。
日振島に到着すると、雨はさほどなく、風も北側の磯は問題なさそうで、まあ君先船頭の配慮により、横島北1番から北8番、尾島のハナレ・大崎の中周辺・明海1番~4番・沖ノ島と無事に1名から2名で渡礁完了し、さぁ釣り開始です。
途中、会員から入る状況は、やはり場所ムラが激しくすでに規定匹数5匹を揃えたとか、朝一だけで気配無しとかで磯替りしたとかなかなか厳しい様子です。午後からは、北西の風に変わりましたが、納竿の午後2じまで雨も気にならない程度で無事終了となりました。
帰港後、さぁ検量です。参加者30名中、検量に出された会員15名の中で、良型グレ5匹重量7.79kgの釣果を出した白石支部長が見事優勝されて、2位の日下さんも6.47kgと大型真鯛2枚と数もたくさん釣られ、3位からもみんな混戦状態でした。賞品はがまかつ製品のみで成績上位から好きなものを選んでいただきました。また、今年も浜崎船長から無料渡船券を頂き、全員のジャンケン大会でおおいに盛り上がりました。
最後に今大会が無事安全に終了できたのも、参加された会員の皆様、浜崎渡船様、がまかつ様、GFGスタッフまた、役員一同の協力があってこそだと思います。本当にありがとうございました。感謝感謝。
次回は4月30日に今治沖でチヌ懇親会を開催予定です。G杯予選の試釣を兼ねて会員多数の参加をよろしくお願いいたします。
報告 愛媛支部事務局 谷口健治

成績

順位 氏名 重量
1位 白石和典 7.79kg
2位 日下健一 6.47kg
3位 篠原 剛 5.69kg
4位 渡辺和夫 5.22kg
5位 高 弘幸 5.21kg
6位 伊東 勇 4.80kg
7位 尾崎昭司 3.54kg
8位 篠原 武 3.42kg
9位 和田修平 2.92kg
10位 渡辺好昭 2.12kg

■審査方法:グレ5匹重量

優勝者のコメント:白石和典
去る2月5日(日)、GFG愛媛支部恒例の初釣りグレ親睦会が、宇和島市日振島にて参加者30名で開催され、役員兼選手として参加しました。
朝の受付時、GFG愛媛支部会員だけでなく、GFG中国支部の若手精鋭メンガーも別の大会で顔をそろえており、おおいに盛り上がりました。
船頭から、天候により今日は横島北側から裏磯中心で降ろすとのことで、会員が引いた後、残った数枚を他の役員とクジを引き、私は30番。どうも型が出る横島北側ではなく、才蔵から後のようです。しかし、みんなで楽しく和気藹々と安全に釣りができれば最高です。今日の大会規定は、グレの規定サイズなし5匹重量。5匹なら何とかなるか、と別段気にも留めずに出港となりました。
日振島に到着し、横島北1番から1名か2名で順次降ろし、私は最後に沖ノ島の無名磯に一人で降りました。船長によると、ここは干潮のみで見回り時には満ちてくるから、隣の3番に変えますとの事。初めて降りる磯で畳一畳もなく時々波しぶきを被りながら仕掛を用意します。仕掛は、口太がメイン。竿ががま磯ファルシオン1号の5.3m、道糸、ハリスとも1.7号の通し、ハリが6号。サシエはオキアミ生やむき身で釣りスタート。
潮は、沖の本流は右に流れて、手前はゆっくりと左に引かれています。足元から結構水深があることから、沖に普段より広範囲に多めに撒き餌を打ち、探っていきます。30分経過してもウキに何らアタリもなく、ハリやサシエだけが取られる状態だけが続くことから、沖はキタマクラやエサ取りだらけと早めに切り替え、一転足元の際釣りに変えた2投目にゆっくりとウキが入り、いきなり50cmが食ってきて、これが低水温時の引きかと思うくらい引きずり回されたあげく網入れ寸前に痛恨のハリ外れ。気を取り直して、ハリスを2号に交換して投入してすぐにアタリ。50cm弱の口太ゲット。続いて同サイズを1匹追加したが、その後いろいろやっても沈黙の戦艦状態。
見回りで船長の指示により、予定通り隣の3番に磯替りしましたが、ここでなんとトラブル発生。替わって10分もしないうちに左後部の岩場から落石が2回発生。2回目は「ドッガーン!」と凄い音がして、振り返ろうとした私の顔のすぐ横を石が飛んできました。もう釣りどころではなく、船長に電話して迎えを待ち、安全のため後ろ髪をひかれる思いであえなく磯替わりとなりました。
次は船長が空いている磯を選んで才蔵鼻近くの無名磯。まだ2匹しかキープしておらず、気が焦ります。潮は動いていないようですが、ここは以前から大好きな場所。再開30分でやっと45cmクラスがきて、その後ぽつぽつと40cm後半を含め、何とか12匹キープに成功。
帰港して、検量となり、みんな良く釣っており5kgを超えるたびに歓声が出ています。最後に渡しの順番になり、計ってみると7.79kgで優勝ということで本人が一番びっくり。賞品に新製品のキープバッカンをいただきました。今回もお世話になったはまさき渡船さんをはじめ、他の役員さん、メンバー全員に感謝感謝です。



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