第1回ハエ釣り親睦会を4月12日(日) 奈良県十津川にて会員18名、オープン参加7名を含む参加者25名にて開催しました。
十津川といえば近年すっかり我々ハエ釣り仲間には人気となっています。
今年はどうなのか・・「昨年の暮れには国道の崖崩れによる通行止めがあり、釣り人の入川を拒んできたので、型・数ともに大いに期待していたのですが、本流ではまったくハエが釣れず支流では大型ハエが釣れています」と現況報告をし、審査は3匹長寸とした。
参加者はマイポイントを目指し次々と出発していきました。
その中にはオープン参加ではありますが、お父さんと一緒に釣りキチ少年も参加しています。
皆さんを見送って出遅れてしまった私は矢津田、橋本両氏を誘い最上流部で最近大型ハエが釣れている大塔温泉の下に入川。
先日釣行した時4.4mのハエ竿では狙ったポイントに届かず四苦八苦した思いがあり、今日は「がまはえ三景5.4m」でチャレンジする。
瀬落ちの深みに撒き餌を投入し、仕掛けが2mほど流れた所で「スパッ」とウキが水中に消えた。
ずっしりとした手応え、なにか変だ、水面に顔を出したのは何とカワムツだ。
それからはカワムツのオンパレード、15匹ほど釣りアタリが少し遠のいてきた時今までと違ったアタリ・・・ゆっくりとウキが水中に消えた一瞬手首を返す「グリグリ」とした手応え、ハエだそれも良型だ。
対岸に向かって走るやつを硬調5.4mで一気に引き抜きタモへ「ドスン」ときた、17cm級だ。あとはカワムツ5匹に対しハエ1匹の割で良型ハエが釣れ続いた、上下流で釣っていた釣友も良型ハエを釣ったのか歓声があがっている。
普段は見慣れた景色も毎年ながら川筋には見事な桜が咲き風に吹かれ、キラキラ光っている花吹雪を見ながらの釣り三昧。
観賞に浸っている間にも審査の時間が近づき納竿、審査の結果幸運にも(作戦がバッチリ的中!) 私が優勝することが出来ました。
ハエ釣り親睦会もオープン参加を含めファミリー大会を開催しても楽しいのではないかと考えています。
レポート 岡 畑 昭 治