九州地区本部主催で1月28日（日）、大分県佐伯市米水津沖磯一帯において、「GFG九州地区グレ釣りチャンピオン戦」（兼GFG杯九州地区予選会）を行い、68名が参加しました。天気予報では朝から終日小雨模様との事でした。全国大会の3名の出場権を獲得すべく、参加会員は抽選で引き当てた、米水津渡船組合所属7隻の渡船に乗船し午前5時30分にそれぞれの磯場へと出港。雨は思った以上に降る事は無く、曇り時々小雨程度で強くはありませんでした。この時期の米水津一帯のグレの釣況は、海水温の低下による場所ムラが顕著に表れ、場所によっては40cm級をきっちりと仕留めていた磯もあれば、全くグレの姿が見られない磯もある厳しい状態でもありました。今回は、沖磯よりも水温の変化が少ない白子島を含んだ地磯～半島周りでの釣果が際立った大会となりました。午後１時に納竿し１時半には各船が続々と帰港。速やかに検量を実施したところ、やはり場所ムラは避けられませんでしたが40cmオーバーの良型グレの姿も見られ、中には50cm近い大型グレを仕留めた会員もいました。結果、40cmクラスのグレ5匹を揃えた大分県支部の猪熊会員が総合優勝となり、総合2位には京築支部の幸森会員、総合3位には大分県支部新入会員の日野会員が入賞し、全国大会の出場権を獲得しました。全国大会では3選手の健闘を期待しています。今回の大会を開催しご協力頂きました米水津渡船組合の各船長、大会役員、参加会員の皆様のおかげで無事、大会を終える事が出来ました。末筆ながら、御礼申しあげます。
リポーター・九州地区本部副本部長兼事務局長　永江幸男