南九州支部は6月7日（日）、鹿児島県・甑島の里で石鯛釣り大会を行いました。この大会は、九州地区本部の後援を得ており、九州地区の会員なら誰でも参加できる珍しい大会です。今年も福岡支部､佐賀支部からの参加者があり会員30名、一般2名の総勢32名が参加して大変盛り上がりました。最近60cmオーバーのイシダイが数多く上がり、絶好調の甑島の里ということで釣果が期待できる中、参加者2名1組で各磯に上礁します。私も最後に地磯に上礁し竿を出してみましたが、餌取りも活性が悪く、いつもとは全然違う甑島の磯で、会員の釣果が一寸気がかりでした。納竿は午後1時で、各磯の参加者を回収します。皆さん釣果がありません。各磯の様子も赤貝の餌も残ることがあるほど餌取りも少なかったようで予想とは裏腹でした。船長が言うには、梅雨入りで海水温の変化が釣果に現れたようで上潮が18度、底潮が14度と厳しい条件となったとのことです。そんな中、九州地区本部から参加の徳光宏治さんが優勝魚の55cm・3.1kggを仕留め、1人輝いていました。2位は南九州支部の松田康之さん、3位は佐賀県支部の執行彰さんでした。来年も同要項で開催する予定ですので、九州地区の皆様のご参加を心からお待ちしております。
（リポーター　南九州支部長　築地輝生）