南九州支部は11月22日（日）、鹿児島県上甑島の里沖一帯の磯で「グレ釣り大会兼青年部懇親会」を行い、30名が参加しました。最近、50cmクラスの良型グレが釣れ出した絶好調の甑島の里ということで釣果が期待できる中、参加者2名1組で各磯に上礁し、納竿午後1時までの競技が始まりました。私も午前10時頃に釣ってみたところ、1投目から40cmクラスのクチブト（メジナ）が食い付いて来て3連荘となり、活性の高さが伺えました。そんな中、良型がヒット。強烈な引きに耐え、慎重にやり取りしましたが、沈み根でハリスを切られ残念ながらバレました。この日は深場では口を使わず浅場の沈み瀬周りでしか食ってきません。良型グレを取り込むのは至難の業で、納竿までに良型が4回当たりましたが取り込めませんでした。そんなことから、今回は大型が期待できそうでした。納竿時間となり各磯の参加者を回収しますと、皆さん顔がほころんでいて、釣果があるようです。港に戻り検量の結果、見事総合優勝に輝いたのは青年部の渡部隆浩さんで48.4cm、2位は瀬口弘盛さん47.1cm、3位は福浦榮次さん46.5cmで、10位でも42.5cmと大会は大盛況のうちに無事終了しました。
（リポーター　南九州支部支部長　築地輝生）