GFG東北:宮城支部主催 <<大会結果>>

カレイ釣り懇親会 【志津川】

カレイ釣り懇親会	【志津川】 震災後2年ぶりの宮城支部カレイ釣りの懇親会を平成24年6月24日(日)、宮城県南三陸町志津川において開催しました。13名参加(オブザーバー1名含む)の懇親会となりました。

7時半に志津川漁港を出船しました。当日の海上は、台風通過の影響で濁りはあるもののうねりはなく、薄曇りの中、懇親会はスタートし、12時半納竿で、釣れたカレイ(25cm以上)の枚数で順位を決めるルールで行いました。志津川湾は本来、養殖いかだに船をつなぐ、「かかり釣り」によるカレイ釣りが多いのですが、いかだの多くがまだ復旧していないこともあり、今回は船を流す「流し釣り」での実施となりました。
型のいいカレイが釣れているとの事前の情報通り、朝一番、髙﨑芳文さんに来た、50cm級のナメタガレイを筆頭に、船内はタモの奪い合いになるほど良型のマコガレイやアイナメが釣れ(大きなアナゴを何本も釣った方も中にはいましたが)、久しぶりに会員と共にカレイ釣りを楽しみました。
沖から戻ってから参加者と表彰式を行い、会員相互の親睦を深め無事終了しました。本日の優勝は、右舷みよしに入り、ポイント移動のたびに必ず最初に竿を曲げていた、菅野啓三さんでした。ベテランのパワー炸裂に、若造どもは全く歯が立ちませんでした。参りました!あの「光る仕掛け」が勝因ですか?
 
震災後の志津川の町が無くなった様子や、がれきを見ながら目的地の漁港に到着し、釣りをしていいのかという疑問をもって釣りをなされている方もいましたが、遊漁船、釣具屋の復興支援ならびに、GFG宮城支部のカレイ釣り懇親会の再開として今回実施させて頂きました。なお今回の懇親会では、震災により船の絶対数が少ないこと等により、一部運営に不手際がありましたことをお詫びいたします。
今後も宮城の復興の一助となるためにも、カレイ釣り懇親会として続けていきますので、皆様の参加をお待ちしております。

レポーター GFG宮城支部 事務局 大友義弘

成績

順位 氏名 成績
優勝 菅野啓三 13枚(5.48kg)
2位 酒井克朗 8枚(3.39kg)
3位 粟野善行 8枚(2.97kg)
4位 広谷宏治 7枚(2.63kg)
5位 加藤節雄 6枚(2.98kg)
6位 池田正義 6枚(2.19kg)
7位 髙﨑芳文 5枚(3.62kg)
8位 伊藤 了 5枚(2.04kg)

■審査方法:25cm以上のカレイの枚数、同数の場合は重量

優勝コメント 菅野啓三
大会当日の海況は、台風5号の通過の2日後でしたので、底荒れが心配されましたが、右舷舳先の釣り座が当り、中潮の下げ潮流れ緩く、水深40m前後のポイントの流しコヅキ釣りでした。
仕掛けは、全長70cmの3本鈎の片天ビン仕掛けで、鈎は「がまかつ白狐9号ハリス3号」で枝鈎にエッグボール黄色1ヶ使用、片天ビンの上部へ、1灯式集魚灯(点滅式水中ライト)を付けた事が、釣果に現われた様です。オモリは30号、使用ロッドは「カレイ競技スペシャル30-180」でエサは青イソメの房掛け、釣法は3~4回コヅキ後に仕掛けを少し底から浮かせた状態で、当りを待つのくり返しでの釣りが良かった様です。納竿時迄、船長のポイント選びが良好で、移動のたびに当りがすぐに出ました。今回優勝できたのも、船長のおかげでした。ありがとうございました。


優勝した菅野さん
優勝した菅野さん
凄い釣果です
凄い釣果です
いざポイントへ向けて出港
いざポイントへ向けて出港
今日は釣るゾ!
今日は釣るゾ!
釣れたけどオマツリだぁ
釣れたけどオマツリだぁ
ズシリと重い!大型ナメタガレイ
ズシリと重い!大型ナメタガレイ
アイナメかな?
アイナメかな?
6.25cm未満は検量外!
6.25cm未満は検量外!

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