お彼岸が過ぎて秋が深まる9月29日、大分県支部は大分県央を流れる清流・大野川で第28回アユ懇親釣り大会を開催し、15名(オブザーバー5名を含む）が参加して熱い戦いを繰り広げました。開催前日は台風18号接近前の大雨となり、実施が危ぶまれましたが、当日は晴れ間が見え開催できる条件となり、それぞれが友釣りを楽しみました。今年の大野川は、遅れた梅雨や相次ぐ台風の影響で、当初の開催予定から大幅にずれ、解禁当初からアユも遡上が少ない様子でしたが、掛かれば一発が大きい「尺アユラッシュ」の日々でございました。前々週には、がまかつインストラクターの野嶋玉造氏や、著名なトーナメンターの方々も来川され、大野川のアユを堪能された模様です。優勝は6匹(オトリ込み）の小野さんで、竿は“がま鮎アネッサ925急瀬”仕掛けは“メタブリッド0.15号”、針は“要パワーチラシ9号”と大鮎仕掛けで、多少強引に勝負をかけたのが優勝につながったようです。2位は坂口さんでした。竿抜けポイントを見つけた様で、良型のアユを釣っていました。3位は後藤さんでした。さすがベテラン！と言わしめる、悪条件をものともせず安定した釣技での入賞でした。今回は数が少なかったのですが最大28cmの良型も見られ、充実した大会となりました。ベテランから若手、新入会員も増えつつあり、これからの大分県支部はますます活気ある支部となりそうです。大分県は様々な釣りが楽しめる良い所ですので、温泉などの観光がてら是非皆様お越し下さいませ。結びに、今回の懇親会にご協力頂きましたがまかつ様、釣具スーパーイヴ様、大野川漁協協同組合様並びに各会員、各関係者の方々にこの場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。
大分県支部河川部長・阿南敏広