10月19日（日）、来年度に開催されるGFG杯チヌ地区対抗戦の四国本部予選会と併せた清掃活動を42名にて今治沖しまなみ海道周辺で開催しました。
今大会は、10月に入って次々と来襲した台風18号、19号によって、各地区で開催予定であったG杯予選を始め各大会が当日に順延された影響から、予定より大幅に参加者が減りましたが、選手には予選突破に広き門となり、和気藹々ながらも皆さん気合いが入っているようです。
　地区対抗戦の代表者は各本部3名であることから、今予選会は参加者を1便2船、2便1船の3船に分乗、各船1位を代表者とし、総合順位については各船の横取りとしました。
　午前5時45分、G杯今治予選でお馴染の桧垣渡船さんの民宿ふなやど前の砂浜から出船です。
1便のA船は比岐島周辺、B船は平市島周辺、2便のC船は横島、大島周辺に分かれ、競技時間は各6時間半でハーフで場所交代とし、規定はチヌ5匹の重量です。
　今回、お世話になった桧垣渡船さんの最近情報によると、9月末頃までは各大会等で5匹重量が7キロを超えるなど平市島や四阪島を中心に大型が随所で出ていたが、10月に入り台風で釣り人が入っておらず、今日は満ち潮が少なく殆んど引き潮での釣りとなり、浅場の磯は厳しいのではとのこと。
　そして、渡船が各島に到着です。私は、1便のA船となり比岐島周りで、渡船は小比岐島のハナレからシッポの横、クジラのシッポと1名ずつ順次磯付けを開始し、4番目の私はワンコの中という磯に2名で下りる事になりました。最初ジャンケンに負け、前半戦は左の釣座にはいりましたが、ここは沖まで浅く潮はあまり動いておらず、手前はクサフグだらけで最初から遠投釣りとなり、オキアミや練餌のローテ－ションで交代まで何とか5枚釣れましたが型が伸びず、後半は右側の船着きに入り、オキアミでは型が小さいので練り餌オンリーで攻めることとし。30～40ｍ沖に狙いを決め、終了まで頑張りましたが4枚ほど追加したのみで、型も40前後が2~3枚と引き潮になってから当たりが遠のきました。
　結局、開始から納竿まで14回かけたものの、針ハズレや藻に絡まれてのバラシで9枚しかキープできず、またまたの次点とあいなりました。
　終了後、念入りに各自で磯の清掃活動を実施し、順次回収していきますが、やはり比岐島周りは5枚揃えたのは4人しかおらず型も今一でしたが、大島、平市島周りは予想通り型揃いで接戦となりました。
　検量の結果、総合優勝はC船大島周りのカマギの裏に下りた地元の阿部さんが唯一5K超え見事優勝されました。そして、和気藹々の中、表彰式やジャンケン大会を行い、楽しく懇親を深めることができました。会員及び役員の皆様本当にお疲れ様でした。
　また、全国大会を決めた3名の皆様、おめでとうございます。四国本部の代表として各地区の代表者と懇親を深めるのはもとより、会員一同ご健闘をお祈りいたします。
大会報告者　愛媛支部長白石和典