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GFG杯争奪全日本地区対抗選手権 平成24年度GFG杯アユ

平成24度GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣選手権 出場選手のみなさま

個人戦 準優勝西濱選手 優勝廣岡選手 第3位波田野選手


報告

日置川は、世界文化遺産 熊野三山への参詣道「中辺路」奥の千丈山に源を発し、白浜町日置で太平洋に注ぐ、釣り人には「G杯誕生の地」として知られる河川です。その上流域「近露地区」において平成24年度GFG杯が開催されました。昨年9月台風12号による豪雨により、紀伊半島の河川は大きな被害を受け、現在も各所で復旧工事が行われています。そのような状況であるこの地で「全国大会であるGFG杯」を開催して頂けた事は、地元関係者に「心からのメッセージ」として伝わりました、地元地区本部として感謝をしております。

本年は梅雨前線が活発で5月26日解禁以降大会会場として予定していた下流地区は、増水と濁りにより釣りが出来ない状態が続いておりました。梅雨が明け水位が下がり「大会が出来る」と思った矢先に豪雨に見舞われ、ダムが大量に放水を始めたので、日置川漁業協同組合・役員・本部が協議の上、大会会場を上流部「近露地区」に設定しました。

29日(日)午後6時30分より、白浜町日置の宿「リバージュ・スパ ひきがわ」において発会式が行われました。参加者は全員「GFGの仲間」、酒を酌み交わしながら釣り談義に花を咲かせ、十分に懇親を深めた様子でした。

30日(月)午前5時40分、33名の地区代表選手及び8名のレディース選手が大会本部に集合、午前6時30分より11時まで予選が行われました。A組は渓相の小原地区で、関西の廣岡選手が26匹、中部の渡辺選手が20匹、四国地区本部長の田邊選手が14匹で決勝進出。B組は渓相から里川の釣り場で、四国の大原選手が19匹、九州の斉藤選手が17匹、東北の波田野選手が15匹で決勝進出。C組は関東の平井選手が14匹、中部の丹羽選手が13匹、九州の佐藤選手・関西の西濱選手が12匹で決勝進出されました。

決勝戦は10名で12時より14時までの2時間戦われました。会場は本部前で平瀬が続くポイント、多くのギャラリー注目の中で熱戦を繰り広げました。開始早々に田邊選手がエリア最上流部で釣り上げ歓声があがっておりました。その下流の瀬中では関西の廣岡選手が単発ではあるが順調に釣り上げている様子、その瀬尻では関西の西濱選手が、時には座り込みの姿勢で確実に釣果を伸ばしておりました。

熱戦の結果は、関西の廣岡選手が9匹で見事優勝されました。準優勝は8匹で関西の西濱選手、第3位は7匹で東北の波田野選手と九州の斉藤選手が並び、重量審査の結果、波田野選手が入賞されました。団体戦においては、決勝戦に2名選手を出した地元関西Aチームが優勝。 一方、レディースの部は関西の堀内聖美選手が二桁釣果で見事優勝、準優勝は水口彩選手、第3位は谷口莉奈選手が入賞されました。

週末大勢の釣り人が入川し多少釣り荒れ気味でしたが、出場選手は各地区本部より選抜された実力者、決められたエリアでこの釣果はお見事です。またレディースのみなさんの技術は高く、地元の方も大変驚いていました。大会運営においては日置川漁業協同組合をはじめ、多くの関係者にお世話になり、無事に行う事が出来ました。参加された選手の皆さま、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。


GFG関西地区本部 谷野 栄二




朝の競技説明

個人戦 予選

予選会状況 C組 予選会状況 C組
予選会状況 A組 天野選手 水口選手 予選会状況 B組
予選会状況 B組  

予選A

順位 ゼッケン 地  区 氏 名 匹数 勝ち抜け
1 14 関西A 廣岡保貴 26
2 10 中部 渡辺敦 20
3 5 四国 田邊克彦 14
4 6 上信越 坂本秀明 13
5 8 関東 佐藤裕司 12
5 9 中国 竹崎哲也 12
5 12 東海 辻秀男 12
8 11 東北 熊谷則幸 11
9 3 レディース(関西) 堀内聖美 10
10 7 九州 一色日出美 9
11 2 レディース(関西) 水口 彩 8
12 4 関西B 海陸一男 7
13 13 北陸 宮本利光 6
14 1 レディース(東海) 天野啓子 5

※敬称略


予選B

順位 ゼッケン 地  区 氏 名 匹数 勝ち抜け
1 27 四国 大原哲男 19
2 21 九州 斉藤昌幸 17
3 20 東北 波田野篤史 15
4 18 中国 山本雅弘 14
4 26 北陸 野尻和利 14
6 19 関東 日賀野雅也 10
7 28 東海 星野政彦 8
8 15 レディース(関西) 谷口莉奈 7
8 22 中部 西山敦司 7
8 23 関西A 櫻木正広 7
11 24 上信越 土屋勝正 6
12 16 レディース(東海) 大石栄子 5
12 17 レディース(関東) 野崎三咲恵 5
12 25 関西B 立岡 功 5

※敬称略


予選C

順位 ゼッケン 地  区 氏 名 匹数 勝ち抜け
1 32 関東 平井幹二 14
2 34 中部 丹羽浩和 13
3 38 九州 佐藤幸夫 12
3 40 関西A 西濱勝二 12
5 39 四国 西森一廣 9
6 41 中国 稲田恭司 8
7 36 北陸 森田安義 7
7 37 関西B 上西逸朗 7
9 29 レディース(四国) 三木純子 6
9 31 東北 竹花孝司 6
9 33 東海 名倉富雄 6
13 30 レディース(関東) 鈴木由美 5
9 35 上信越 小泉正人 6

※敬称略



個人戦 決勝

優勝者 廣岡選手の検量状況
決勝戦状況 四国地区 田邊本部長 決勝戦状況
順位 ゼッケン 地  区 氏 名 匹数 重量
優勝 14 関西A 廣岡保貴 9 298
準優勝 40 関西A 西濱勝二 8 248
第3位 20 東北 波田野篤史 7 250
第4位 21 九州 斉藤昌幸 7 206
第5位 27 四国 大原哲男 6 229
第6位 34 中部 丹羽浩和 6 198
第7位 32 関東 平井幹二 5 184
第8位 38 九州 佐藤幸夫 5 178
第9位 5 四国 田邊克彦 4 134
第10位 10 中部 渡辺敦 3 103

※敬称略



レディース

左から 準優勝水口選手 優勝堀内選手 第3位谷口選手
順位 ゼッケン 地  区 氏 名 匹数
1 3 関西 堀内聖美 10
2 2 関西 水口 彩 8
3 15 関西 谷口莉奈 7
4 29 四国 三木純子 6
17 関東 野崎三咲恵 5
30 関東 鈴木由美 5
1 東海 天野啓子 5
16 東海 大石栄子 5

※敬称略




団体戦

団体戦優勝 関西A
順位 ゼッケン グループ 地区 氏名 匹数 合計 平均
1 n 40 C 関西A 西濱勝二 12 45 15.0
14 A 廣岡保貴 26
23 B 櫻木正広 7
2 5 A 四国 田邊克彦 14 42 14.0
27 B 大原哲男 19
39 C 西森一廣 9
3 34 C 中部 丹羽浩和 13 40 13.3
22 B 西山敦司 7
10 A 渡辺敦 20
4 7 A 九州 一色日出美 9 38 12.7
38 C 佐藤幸夫 12
21 B 斉藤昌幸 17
5 19 B 関東 日賀野雅也 10 36 12.0
8 A 佐藤裕司 12
32 C 平井幹二 14
6 9 A 中国 竹崎哲也 12 34 11.3
18 B 山本雅弘 14
41 C 稲田恭司 8
7 11 A 東北 熊谷則幸 11 32 10.7
31 C 竹花孝司 6
20 B 波田野篤史 15
8 13 A 北陸 宮本利光 6 27 9.0
36 C 森田安義 7
26 B 野尻和利 14
9 28 B 東海 星野政彦 8 26 8.7
12 A 辻秀男 12
33 C 名倉富雄 6
10 24 B 上信越 土屋勝正 6 25 8.3
35 C 小泉正人 6
6 A 坂本秀明 13
11 37 C 関西B 上西逸朗 7 19 6.3
25 B 立岡 功 5
4 A 海陸一男 7
レディース 17 B 関東 野崎三咲恵 5 51 6.4
30 C 関東 鈴木由美 5
1 A 東海 天野啓子 5
16 B 東海 大石栄子 5
15 B 関西 谷口莉奈 7
3 A 関西 堀内聖美 10
2 A 関西 水口 彩 8
29 C 四国 三木純子 6

※敬称略



【GFG杯優勝者コメント】

■GFG関西:廣岡 保貴
GFG杯に出場するのは初めてなので、とても楽しみにしていました。 全国の仲間と釣りをし、楽しいお酒も飲めて、よい出会いが沢山ありました。前日に川を見たところ、水位が低かったので水中糸はフロロカーボン0.175号、ハリは「G-HARD 即 7号4本錨」でいこうと決めました。
予選は「Aブロック」、釣り場の雰囲気はホームグランドの「日高川」とよく似た感じで、自由に泳がせても反応が薄く「止め泳がせみたいな感じ」でよく釣れました。決勝戦は厳しい状況でしたが、前半の釣果が効いてなんとか勝つことが出来ました。団体でも優勝できて嬉しかったです。
試合中も和やかな雰囲気で、リラックスして釣りをする事が出来ました。これからも本大会を通じ「友達の輪」が広がり、鮎釣り業界がもっと盛り上がっていったら嬉しいです。大会に参加された皆さま、どこかの河川で会ったら宜しくお願いします。役員の皆さま、お疲れ様でした。よい思い出と出会いがありました、ありがとうございました。