>HOME >GFG杯選手権>平成27年度GFG杯アユ

平成27年度 GFG杯争奪全日本地区対抗選手権 平成27年度GFG杯アユ

平成27年8月11日 更新

平成27年度 GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣選手権 出場選手のみなさま


報告

平成27年度GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣り選手権が7月26、27の両日、福井県永平寺町の九頭竜川で開かれました。今年の九頭竜川は例年になく不調で全体の釣果は昨年と比べて半分以下という状況でした。加えて、大型で強い台風12号の進路が福井県を直撃する予想となっていたため大会前の1週間は落ち着かない日々が続きました。しかし、東方の高気圧と関係者の熱意?で予想より遠ざかり予定通り開催することができました。


丸岡温泉・たけくらべで開かれた発会式では、全国から集まった39選手がいつもながら面白おかしく自己紹介。「他の選手の足を引っ張らないように」「九頭竜川は初めてなので…」など心にもない発言もありましたが、各選手とも地区の代表として頂点を目指している決意が伺えます。美味しい料理とお酒、さらに美人ぞろいのレディース陣に華を添えていただき親睦は楽しく大いに盛り上がりました。


明けて27日、水位は15センチほど高いものの濁りはなくまずますのコンデション。予選は3ブロックに13名の選手が分かれて6時にスタート。安全のため一部のブロックは川切り禁止としました。場所ムラなどもあり釣果が心配されましたが、29匹を筆頭に約半数の選手が2桁を記録。さすがに全国の代表だと感心すると同時に、全体的に一定の釣果があり内心ホッとしました。


予選の総釣果で決定する団体戦は関西地区が圧倒的な成績で優勝。3選手とも決勝進出を果たし安定さも群を抜いていました。地元北陸の2チームは残念ながら、いつもの「釣れて当たり前」の状況ではなかったためか、ほとんどの選手がポイントを絞りきれなかったようです。


各ブロック上位3名(同匹は繰り上がり)10名による個人戦決勝戦は大会本部前で行われました。競技時間は予定より短い1時間40分です。開始早々、予選をトップで勝ち上がった北陸の中川選手が得意の急瀬で5連チャンの入れ掛かりを見せます。それも20センチを優に超える良型ばかり。このまま行けば-と応援団の拍手にも力が入りますが身切れが多いのが気になります。東海の土屋選手は、前日の下見で感触のよかった押しの強い深場に入り、オモリをつけた引き釣りで連続して掛けます。バレが多いとみると回転するよう工夫した3本イカリを使って着実に取り込みG杯覇者の実力を見せつけておられました。


検量の結果、優勝は土屋選手、準優勝は中川選手、3位には瀬落ちで数を伸ばした関西の立岡選手が入られました。おめでとうございました。優勝から3位までそれぞれ1匹差という白熱した戦いでした。


大会で釣られた鮎は、地元中学校の食育事業に使っていただくため永平寺町に寄贈されました。


九頭竜川は激流として有名ですが、本大会は比較的安全で釣り易い下流域を会場としました。大会会場より上流エリアには激流区がたくさんあります。大鮎との「格闘」を体験されたい方は是非お越しいただきたいと思います。


最後になりましたが、大会運営におきましては、がまかつ様はじめ九頭竜川中部漁協、参加選手、関係者の皆様のご尽力、ご協力のお陰で事故もなく無事終了することができました。誠にありがとうございました。


GFG北陸地区本部長 宮本 利光


団体戦

団体戦 表彰台

順位 ゼッケン グループ 地 区 氏 名 匹 数 合計
1 6 A 関西 永田 保 24 63
23 B 立岡 功 18
32 C 谷口輝生 21
2 10 A 関東 浅見 悟 16 46
29 C 小室伸一 21
17 B 佐藤裕司 9
3 38 C 北陸B 中川邦宏 29 45
22 B 今田祥平 10
1 A 土谷幸雄 6
3 7 A 四国 大原哲男 14 45
26 B 門脇正道 19
33 C 小松和広 12
5 8 A 東海 中根 斉 8 39
24 B 土屋直史 19
39 C 辻 秀男 12
6 36 C 上信越 戸田明久 22 34
11 A 南澤直樹 6
21 B 吉田鋼一 6
7 4 A 中部 山下一夫 9 32
19 B 中島清弘 12
35 C 水野信幸 11
8 34 C 東北 飯尾正幸 6 30
5 A 坊屋鋪孝司 18
15 B 佐々木淳 6
9 3 A 北陸A 野尻和利 11 29
30 C 石黒 誠 12
14 B 東 幸雄 6
10 37 C 中国 山本雅弘 18 27
25 B 奥田裕之 9
2 A 田村卓也 -
10 13 A 九州 山﨑拓也 10 27
28 C 中野 悠 9
16 B 小関幹生 8
12 18 B gamakatsu
レディース
ふくだあかり 5 19
31 C 三原勇希 3
12 A 島田細香 11
13 27 C GFG
レディース
永井令子 4 15
9 A 松岡恵子 4
20 B 三木純子 7

※敬称略



個人戦

個人戦 表彰台

優勝:土屋直史選手

準優勝:中川邦宏選手

第3位:立岡 功選手

順 位 ゼッケン 地 区 氏 名 尾数 重量(g)
優勝 24 東海 土屋直史 15 484
準優勝 38 北陸B 中川邦宏 14 701
3 23 関西 立岡 功 13 319
4 29 関東 小室伸一 11 331
5 26 四国 門脇正道 9 231
6 32 関西 谷口輝生 9 184
7 10 関東 浅見 悟 8 300
8 6 関西 永田 保 7 206
9 5 東北 坊屋鋪孝司 3 120
10 36 上信越 戸田明久 3 70

※敬称略