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令和4年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(グレ)釣り選手権 結果報告

令和4年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(グレ)釣り選手権 集合写真

令和4年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(グレ)釣り選手権 出場選手のみなさま

報告

 2年に一度(グレ・チヌ隔年開催)開かれるグレ釣りの全国大会「令和4年度GFG杯争奪全日本地区対抗グレ釣り選手権」が、11月27日(日)~28日(月)高知県宿毛市沖にある沖ノ島周辺磯で開催されました。全11地区本部より予選を勝ち抜いた各3名の計36名(開催地の四国地区のみ2組6名選抜)によって個人戦・団体戦の各部門で争いました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2年に渡って開催が延期されていましたが、当日は天候も良く、当地としては風も比較的穏やかな大会日和となりました。


 初日は、田邊克彦全国GFG会長のご挨拶により開会式が行われました。西森康博審査委員長による大会競技説明では、選手一同の真剣な眼差しから明日の試合に向けての熱い闘争心が感じられました。コロナウイルス感染防止対策を行い、選手を引率する各地区本部長と選手3名が壇上へ上がり、本部長による選手紹介と組み合わせ抽選を行いました。選手紹介では各地区の個性が光り、先程の緊張した空気からガラッと一変し、賑やかで和気あいあいとした雰囲気に包まれました。東海地区では、本大会唯一の女性選手である吉田なぎさ選手に是非注目してほしいと青柳泰親東海地区本部長より熱い紹介がありました。北陸地区では、地元である四国地区に負けない「打倒!四国」と火花を散らす場面も。


 翌日午前4時、冬の寒さに耐えながらも大会本部の宿毛港に集合し、出港に向けて各々の選手が準備に取り掛かりました。前日の組み合わせ抽選結果をもとに、高見渡船と岡崎渡船の2隻に36名の選手が分乗し、各磯に分かれて6時間の熱い戦いが繰り広げられました。競技が終了し、港に次々帰ってくる選手たちはどこかほっとした表情を浮かべていました。


 検量では、競技規定の5匹を揃えて持ち込む選手がいない厳しい状況でした。そんな中、見事4枚を揃えた3名が個人戦の表彰台に並ぶこととなり、その中でも一回り大きな魚を持ち込まれた地元四国地区の岩崎秀雄選手が見事優勝を手にしました。惜しくも100g差で準優勝には、同じく四国地区の敷地翔太朗選手、そして第3位には九州地区の中司亮選手が入賞されました。GFG杯の魅力である地区対抗の団体戦では、個人戦で優勝、準優勝者を出した四国地区Aチームが、唯一3名とも釣果を上げた東海地区に1kg以上の差をつけて優勝となりました。おめでとうございます!

◆次回開催の概要

 令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯釣り(チヌ)選手権
 令和5年4月9日(日)、10日(月)  三重県 尾鷲


総評

 全国各地代表選手の皆さま、お疲れさまでした。また、団体優勝されました四国Aチームの皆さまおめでとうございます!


 延期されていたGFG杯争奪全日本地区対抗選手権が、大分県で開催された鮎に続き、高知県沖ノ島で開催することができました。遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました。天候にも恵まれたので、期待していたのですが、グレ釣りシーズンには少し早い状況でした。そんな中でしたが、各地区選抜選手の皆さんは釣果を上げていました。さすがです。


 この大会は会員相互の親睦を深め、和気あいあいと釣りを楽しむことが目的です。久しぶりの再会や、初めての方も楽しく歓談されていました。この様子がGFGの魅力であると改めて思いました。今回出状された選手の皆さまも、この楽しみを伝えていただき、GFGの輪を大きく広げてください。


 最後になりましたが、今大会運営サポートに携わっていただきましたがまかつさま、GFG本部役員、ならびに高知支部役員の方々のご協力をもちまして、事故けがなく無事に大会を終えることができました。感謝いたします。ありがとうございました。四国でも屈指の磯釣り場である沖ノ島はこれからは本番です。ぜひ一度足を運んでみて下さい。皆さま、本当にお疲れ様でした。

(GFG四国地区本部長 谷澤考義)



団体戦

団体戦優勝の四国Aチームのみなさま

団体戦優勝の四国Aチームのみなさま

順位 地区 ゼッケン 氏 名 尾数 重量(g) 長寸(cm) 合計重量
1 四国A 5 敷地 翔太朗 4 2,630 35.4 5,360
23 篠原 剛
30 岩崎 秀雄 4 2,730 38.0
2 東海 4 篠原 則尊 1 780 37.4 4,030
24 牧野 克哉 3 2,190 41.2
28 吉田 なぎさ 1 1,060 40.3
3 九州 6 米木 一雅 2,300
17 中司 亮 4 2,300 35.1
25 田代 康平
4 関西 8 森川 智之 1,960
18 樫原 宏樹 2 1,160 37.3
33 恒川 陽輔 1 800 37.4
5 四国B 12 川崎 友平 2 1,410 35.0 1,920
21 河村 義樹 1 510 32.1
34 三好 正利
6 北陸 3 吉田修久 3 1,900 38.5 1,900
15 山内康敬
32 松下好博
7 中国 11 斎藤 洋志 1 580 33.4 1,600
14 小野川 浩史
27 岩田 則之 1 1,020 40.0
8 関東 10 小川 信吾 1 720 33.5 1,300
19 北島 悠
35 市川 陽一 1 580 33.2
9 上信越 9 小岩井 一志 1 780 35.4 1,190
22 齊藤 寿幸
31 岸本 政和 1 410 29.8
10 沖縄 2 上間賢司 840
13 門口峰
36 森根龍司 2 840 32.1
11 中部 1 榊原 一輝 680
16 大道 勝彦
29 山田 豊満 1 680 35.5
12 東北 7 吉田 孝男 260
20 松岡 隆幸
26 山入 実 1 260 25.0

※敬称略


個人戦

個人戦表彰台
順位 地区 ゼッケン 氏 名 尾数 重量(g) 長寸(cm)
優勝 四国A 30 岩崎 秀雄 4 2,730 38.0
準優勝 四国A 5 敷地 翔太朗 4 2,630 35.4
3 九州 17 中司 亮 4 2,300 35.1
4 東海 24 牧野 克哉 3 2,190 41.2
5 北陸 3 吉田修久 3 1,900 38.5
6 四国B 12 川崎 友平 2 1,410 35.0
7 関西 18 樫原 宏樹 2 1,160 37.3
8 東海 28 吉田 なぎさ 1 1,060 40.3
9 中国 27 岩田 則之 1 1,020 40.0
10 沖縄 36 森根龍司 2 840 32.1
11 関西 33 恒川 陽輔 1 800 37.4
12 東海 4 篠原 則尊 1 780 37.4

※敬称略