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令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(チヌ)釣り選手権 結果報告

令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(チヌ)釣り選手権 集合写真

令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(チヌ)釣り選手権 出場選手のみなさま

報告

 がまかつ製品愛好者による「がまかつファングループ (GFG)」が主催し、株式会社がまかつ、GAMAKATSU PTE LTDが共催する2年に一度(チヌ・グレ隔年開催開かれるチヌ釣りの全国大会である「令和5年度GFG杯争奪全日本地区対抗チヌ釣り選手権」が、去る4月9日、10日にかけて、三重県尾鷲市沖で開催され、優勝者が決定いたしましたのでお知らせいたします。


 北は東北地区から、南は沖縄地区までの全11地区本部よりそれぞれ3名ずつ選抜された33名と、関西・中部合同チーム3名を含む計36人によって個人戦、団体戦の各部門で争われました。(25cm以上のチヌまたはキビレ・5匹までの総重量、同重量の場合は最大長寸で順位を決定)


 新型コロナウイルスの影響で4年に渡って開催が延期されていた本大会ですが、当日は天候も良く当地としては風も比較的穏やかな大会日和となり、3船(ゆき丸渡船様、大ちゃん渡船様、川端渡船様)に分乗し、36名の選手が各磯に分かれ約7時間の熱い戦いが繰り広げられました。 今大会が開催された尾鷲会場は今年は釣果が芳しくなく、難しい大会となりましたが、その中でもしっかりとリミットの5枚を揃えられた四国地区の新居泰司選手が優勝されました。

◆次回開催の概要

 令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗鮎釣り選手権
 令和5年7月23日(日)、24日(月)  神奈川県 中津川


令和5年度 GFG杯争奪全日本地区対抗磯(チヌ)釣り選手権 計量のようす

総評

 コロナにより何度も延期になった今大会、選手の中には四年前から楽しみにされていた方もおられたと思います。ベストな状況の尾鷲で選手に釣りをしてほしく、尾鷲の乗っ込みチヌの一番良い時期を選びましたが、今年に入って太平洋側の磯は黒潮が離れた影響なのか、全国的に不調で尾鷲の磯も例外ではありませんでした。


 前日に行われたG杯チヌ尾鷲予選のときに釣果があった磯を役員一同情報収集し、選手の皆さんに少しでも楽しく釣りをしてほしい一心で送り出しました。そんな心配をよそに流石GFGの代表選手、多くのチヌを釣って来られました。


 中には私が三十年余り尾鷲で見たことのないキビレも検量に出され、皆さんの注目を集めました。念のため釣果が悪かったときのことを考えて、今大会はキビレも審査対象に入れていました。釣れないと思っていたので驚きです。


 釣果が良かったのは、チヌの定番磯である「投石」、「割れ亀」、「小山」等でした。そこに乗られた選手たちが上位に入賞されました。十二年前にチヌの日本記録71.6cmを釣れたのは、この尾鷲です。


 今回は、本来の尾鷲のポテンシャルではありませんでしたが、日本記録級のチヌはまだここにいると思われます。いつの日か、また尾鷲でGFG杯チヌが開催できることを切に願っております。

(GFG中部地区本部長 横井公一)



団体戦

個人戦2位の佐々木選手が所属する東北地区が第3位、全員が安定して釣果を上げた沖縄地区が第2位、そして個人戦優勝の新居選手が所属する四国地区がただ1地区8kgを超える釣果で優勝されました。

団体戦優勝の四国チームのみなさま

団体戦優勝の四国チームのみなさま

順位 地区 ゼッケン グループ 氏 名 尾数 重量(g) 長寸(cm) 合計重量
1 四国 18 B 児嶋 秀一 1 1,290 43.8 8,750
28 C 新居 泰司 5 6,190 44.2
9 A 岩脇 光治 1 1,270 42.2
2 沖縄 5 A 知念 栄作 1 1,630 46.8 7,490
25 C 石川 直也 1 1,080 40.4
23 B 東徳嶺 瑞貴 3 4,780 51.2
3 東北 35 C 佐々木 淳 4 5,590 48.0 7,380
12 A 佐々木 和治 1 1,790 48.6
17 B 本間 義勝
4 中国 16 B 岩成 博司 1 1,290 45.5 6,470
4 A 沖永 吉広 4 5,180 46.0
30 C 新川 英
5 北陸 2 A 知場 雅巳 4 4,710 44.4 4,170
13 B 坂蓋 正始
31 C 下山 賢治
6 関西 26 C 西口 忠伸 3 3,130 41.2 3,980
20 B 福間 猛史
1 A 平 将国 1 850 38.0
7 中部 27 C 清水 督也 4 3,800 42.2 3,800
19 B 福嶋 大吾郎
8 A 川井 季巳江
8 関西・中部合同 29 C 丸山 晃 1 1,150 42.4 3,750
3 A 飯島 真一 2 2,600 46.6
22 B 西 正浩
9 東海 6 A 秦 正人 3,000
14 B 法邑 泰次 2 2,240 44.4
34 C 木川 洋一 1 760 37.0
10 関東 7 A 吉野 裕也 1 2,050 50.0 2,050
24 B 原田 健明
33 C 三枝 佐登志
11 九州 32 C 高橋 則雄 1,530
10 A 山口 正敏
15 B 野村 公武 1 1,530 48.8
12 上信越 21 B 三井 宏志 0
36 C 大桃 正志
11 A 金子 修

※敬称略


個人戦

個人戦表彰台
順位 地区 ゼッケン 氏 名 尾数 重量(g) 長寸(cm)
優勝 四国 28 新居 泰司 5 6,190 44.2
準優勝 東北 35 佐々木 淳 4 5,590 48.0
3 中国 4 沖永 吉広 4 5,180 46.0
4 沖縄 23 東徳嶺 瑞貴 3 4,780 51.2
5 北陸 2 知場 雅巳 4 4,710 44.4
6 中部 27 清水 督也 4 3,800 42.2
7 関西 26 西口 忠伸 3 3,130 41.2
8 関西・中部合同 3 飯島 真一 2 2,600 46.6
9 東海 14 法邑 泰次 2 2,240 44.4

※敬称略


個人戦コメント

優勝:新居泰司選手(四国地区)

竿:がま磯グレスペシャル1-5.0m、鈎: チヌ(金)2号
コメント:初めての場所で分からないことが多かったのですが、地元選手に尾鷲の磯の特長を教えて頂き、試合開始直後の朝の6時から8時の間にチヌを固めて釣ることができました。


準優勝 佐々木淳選手(東北地区)

竿:がま磯チヌ競技スペシャルⅣ0.6号-5.3m、鈎:デカケンチヌ2号
コメント:ハリスを1.25号にして、仕掛けを滑るように底まで落として食うタナを見つけました。中層あたりでエサが落ちてくる瞬間に魚が食ってきました。


3位 沖永吉広選手(中国地区)

竿:がま磯チヌ競技スペシャルⅣ0.6号-5.3m、鈎:チヌエース1号、貫チヌ0.8号
コメント:初めての尾鷲会場で最初は手探り状態でした。サラシがあったり、潮の変化が激しく、難しい状況ではありましたが、なんとか乗り切ることができました。


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