6月9日（日）今年初となる、秋田支部磯釣懇親会を男鹿半島一帯を会場に開催しました。
大雪の影響でしょうか、今年のチヌの乗っ込みは10日以上遅れてのスタートとなった秋田の海。前半は例年より大型が揃い、数も申し分なく、どの磯も大盛況でしたが、懇親会の1週間ほど前からナッパ潮が押し寄せ、なかなか抜けていかない状況が続きました。海況も一変、エサ取りたちも徐々に増え、当日は春のエサ取り全員集合といった感じでした。
　例年ですと、対象魚はチヌなのですが、ここに来てどうもパッとしない様子。しかし、マダイ、グレが当たりはじめ、楽しいに越したことはない！と、急きょ対象魚をチヌ、マダイ、グレの三種に変更しての開催となりました。参加者の皆さんは、仲間達との久々の再開に会話も弾み、おおいに盛り上がってのスタートとなりました。結果、マダイには、人一倍の闘志を燃やす柏原君が、見事良型マダイをゲット！優勝されました。さすがです！チヌの方は、やはりぱっとせずでしたが、グレは結構持ち込まれて、検量は大いに盛り上がりました。
　近年は、6月に入ると良型マダイが釣れ始め、12月半ばまで釣れ続きます。昨年は90cmクラスも登場。それゆえに年々ファンも増えています。また、グレは50cmも出てビックリ。40cmクラスはかなり釣れています。特に今年は、異常に大型グレが多く釣れていて、秋田の海では無いような雰囲気さえ漂っています。たまたまではなく、これが当たり前の秋田の海になる事に期待！チヌは、これから乗っ込み終盤です。大型チヌが力強く竿を絞り込んでくれることでしょう。
　参加された皆さん、早朝からご苦労様でした。今年もよろしくお願いいたします。

レポーター　高山　成孝