4回目の開催となった東日本青年部懇親会、今回は東海地区での開催となりました。
各地で低気圧が大雨を降らす中、8月23日(土)に伊豆の踊子の舞台のかわづ温泉郷にて、東日本青年部長会議、前夜祭をおこないました。次の日の大会があるにもかかわらず時間と痛風の事を忘れて、大いに盛り上がりました。
　翌日24日(日)には総勢56名が鮎釣りの発祥の地と言われる狩野川に集結し、朝から熱気ムンムン、前夜祭組はハンデの二日酔いでフラフラ(笑)、東海本部長の開催挨拶を頂き、青年部1回戦、及び一般会員、オブザーバーによる一発勝負の熱き戦いがスタートしました。
　前日の下見組の話ではそこら中にアユがいるのに掛らない！と厳しい釣果になるのではと心配の声、数に期待が出来ないと池田幹事長賞(大物賞)に狙いを変える会員の方が多い中、青年部会員は決勝戦に出るためにG杯さながらの雰囲気、皆、時間いっぱいまで釣りを楽しんでいました。
　一回戦が終了し、一喜一憂しながら検量が行われ、一般会員・オブザーバーの部の優勝は平井幹二さん(関東地区)が二連覇となりました。
　青年部決勝戦恒例の一匹早掛け勝負には、久松高丸さん(東海地区)、佐藤裕司さん(関東地区)、土谷学さん(東北地区)、福泉博さん(関東地区)の4名が決まりました。
　多くの会員の皆さんが目指した池田幹事長賞は規定の23cm以上の鮎が顔を見せず、今年もホット肩をなでおろす池田幹事長でした。
　昼食を済ませ青年部決勝戦30分間の早掛け勝負、ギャラリーが見つめる中最初にタモを構えたのは福泉さん、しかし痛恨のバラシ！その後福泉さんは連続バラシとギャラリーが沸く中、勝負が着かないまま競技終了30秒前、佐藤さんが家族や師匠が見守る中緊張の引抜き、見事、二匹の鮎がタモに収まり優勝！同時に試合終了のホイッスル。例年はあっという間に勝負が着くのですが、今年も新たなドラマが生まれ、記憶に残る東日本青年部懇親会になりました。
　開催にあたり、豪華で多大な景品を頂きました(株)がまかつ様、GFG会長高園様をはじめ本部役員の方々、各地区役員、青年部長の皆様、フィールドテスターの皆様には遠方より足を運んでいただき、運営に協力いただきました事に、この場をお借りしまして今一度厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

レポーター GFG東海地区本部青年部　部長　望月譲