今年で7回目を迎えた投げ釣りオープン大会は、関東8人、東海25人、関西8人、四国5人、会員外(一般)5人、計51名(当日欠席3名)も集まり、9月15日に東海地方で盛大に開催されました。
当日は天候も良く、釣り人の背景には富士山も映り込む沼津の海岸を会場に人数的には十分なスペースの釣り場が印象的でした。私だけかも分かりませんが、富士山と新幹線を見ればテンションが上がり、まるで北斎の浮世絵の中にお邪魔しているみたいでした。
釣り場の状況として、開始時には台風の影響で木屑が沢山波打ち際に残されていましたが、まもなく干潮を迎え競技時間内にはどんどん流出し、綺麗な海岸が姿を現します。しかし、キスの魚影はとても薄く、ベテランの方でも顔を見る事が出来ないような悪条件の中、計量審査されたのは9名で、3匹(1名)・2匹(2名)・1匹(6名)の釣果で順位を決定いたしました(同数は長寸により決定)。サイズ的には16~21cmとまずまずのサイズで、アタリも強烈に感じ取れたそうです。選手全員を見渡せる海岸では選手同士の親睦も深まり、和気藹々とした時間がゆっくりと流れます。釣れなくても、釣れなくても、遠投や近投を繰り返し、最後まで諦めずに繰り返し投げ込む選手達の姿は感動的でさえありました。外洋では低気圧の影響で大時化だったこの日、伊豆半島で波を遮り、駿河湾の湾奥と言う事も有り、全天候型の海岸とも聞きました。会場を設営するのはいつも苦慮する場面ですが、青柳副本部長と大石事務局長をはじめ、良い場所を選定して頂いたGFG東海の役員の方々、またGFGの投げ釣り発展の為にご尽力頂きました皆様方にはお礼を伝えると共に今後もご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
大会運営委員長 矢野勝彦
大会状況
競技説明終了後の6時より開始し、10時までに本部へ帰着とするルール。見える範囲の海岸で、キスの総匹数を競う。
大会終了後には、一般参加の方々もGFG会員へ入会の申し込みがあり、今大会の主旨であるメンバーの拡張に繋がったと自負しております。上位入賞者は次の皆さん、単位は匹数。同匹数の場合一匹長寸。