順位 | 氏名 | 重量 |
---|---|---|
1位 | 佐藤 明 | 7.50kg |
2位 | 古川 哲 | 5.60kg |
3位 | 大阪 敏弘 | 5.05kg |
4位 | 小鹿 洋司 | 4.82kg |
5位 | 原田 満 | 2.80kg |
■審査方法:クロダイ総重量
■参加人数:28名
優勝者コメント:佐藤明氏
6月に入って週末は天候が悪い日が続き、大会当日の天気はどうかと気になっていた。幸いにも快晴で釣行に申し分のない天気に恵まれた。受付を済ませ磯場に上がるための抽選を行い引いた番号が22番でまたしても一番遠い磯場に上がる羽目となった。手前から順番に降ろして行き、渡れるところも少なくなってきた中、「どの辺に上がりたい」と聞かれたので以前にも上がったことのある足場の良い磯場を指さし、ここなら何とかなるだろうと思いながら降り立った。はやる気持ちを抑えながら撒き餌の準備、竿を伸ばし仕掛けの準備を終えた。いざ一投目、ウキが水中になじみ左側に少しずつ動き始めるとウキに小さな変化が現れ合わせて見たが残念なことに“空振り”だった。仕掛けを回収して見ると針に餌が付いていないことから何らかの生命反応がある。期待しながら数投繰り返しているうちに仕掛けが馴染みウキが海底に消し込んでいき尽かさず合わせを入れると手元に強い当たり、竿が弧を描き数回強い引き込みがあり、徐々に浮はじめ海中に銀色の魚影が見え、まさしく黒鯛だった。
1匹目を釣り上げボウズを逃れたことで気持にも余裕が出てきた。その後も外道のウグイ交じりでコンスタントにアタリがあり、満潮を迎える午前10時頃までに5匹を釣り上げた。一緒に上がった小鹿氏もこの時間までに3匹を釣り上げることができ、この釣り場を選択したことに間違いがなかった。このペースで行くと二桁も夢ではないと考えながら仕掛けを何度も投入したが満潮以降、潮が左から右に流れ出したことで海の状況が変わってしまい魚からの反応が無くなってしまった。結局、12時の納竿を迎えるまでに先に釣り上げた5匹に留まる釣果となった。帰港の船中で皆さんの釣果を聞き、「優勝」の二文字を頭に浮かべながら全員が揃うのを待った。記念撮影後、検量が始まりこれまで4匹が最高で5kg余り、私の検量の結果7.5kgとなり優勝が決まった。表彰式で名前を呼ばれた時の喜びは、この日の疲れを癒してくれた。
最後に、いつも釣行の際にお世話になっている海老名氏と大会運営に携わったスタッフの方に感謝したい。
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