絶好の凪に恵まれた4月26日(日)、関東地区本部の行事としては4年ぶりとなる神津島で千葉支部磯釣り(離島)釣り懇親大会を参加者24名で開催しました。
神津島は伊豆七島の中心部に位置し、メジナは勿論、イシダイやカンパチなど磯釣りのターゲットとなる魚種が豊富であり、大型も狙える関東屈指の離島釣り場です。下田港からの日帰り釣行も可能であり、比較的手軽に離島遠征が出来るのも大きな魅力です。
今回の参加者は離島での経験が豊富なベテランの方を中心に、久々の離島遠征となる方や離島初経験の方まで多彩な顔ぶれとなりましたが、思いは一緒で50cmオーバーはもちろん目標は60cm‼︎ 出航前の岸壁に並ぶ大型クーラーボックスに皆さんの意気込みがひしひしと感じられます。
定刻通りに出航した渡船はベタ凪という事もあり揺れもなく1時間半弱で神津島に到着。毎回船酔いする方も今回は最初から釣りに集中できそうです。港で渡礁順に荷物を甲板に並べ直し一路恩馳群島へ。恩馳カドから順番に全員恩馳一帯に渡礁しました。恩馳群島の直近の状況では、45cm前後を中心に50cmオーバーの尾長メジナも数は少ないものの釣れているという事で大型に期待を込めていざ釣り開始。磯際にタカベは見えますがメジナの姿は見えません。散発的ながら尾長メジナの40cm前後が釣れますが、潮筋ではエサが残る状況が続き予想外に苦戦の様相です。しばらくして潮が動き始めると沖の潮目に45cmクラスの多数の浮きグレ(口太でした)も見え始め状況は好転しますが、依然として釣れるのは尾長メジナの40cm〜45cm弱となかなか大型が喰ってきません。納竿まで皆頑張りましたが残念ながら大型尾長メジナは次回に持ち越しとなりました。
船中で皆さんの釣果を聞きましたが、強烈なバラシに悔しがる方や終始35cmまでしか釣れなかった方、キーパーサイズの40cm〜45cmはそこそこ釣れた方など様々でしたが、どの釣り場も大型狙いとしては少々厳しい状況の様でした。
下田港に帰港し検量開始です。多数の方が40cmを超えるメジナを検量に持ち込みましたが、重量勝負としては貴重な?良型口太メジナ2匹を揃えた植草 輝雄様が3,050gで優勝。優勝賞品のグレ競技SPⅢ 1.75-50を手にしました。2位は尾長メジナ45cm前後2匹の釣果で千葉支部長の小川 和男様、3位は惜しくも50g差で浜本 浩樹様となりました。
今回は残念ながら大型メジナには出会えませんでしたが、久々の離島での大会を皆さん満喫されたこととおもいます。来年も要望が多ければ引き続き離島での大会も企画したいと考えております。個人では行き難い離島での釣りもGFGの行事としてであれば参加し易いと思いますので、今回参加できなかった方も次回は是非参加を検討いただけたらと思います。
渡船協力いただいた賀寿丸様、多数の協賛品を提供いただいたがまかつ様、参加いただいた皆様に対して大会幹事一同感謝申し上げます。
《報告 千葉支部 小野 斉》
《報告 千葉支部 小野 斉》