11月6日(日)、房総半島富浦の沖磯で千葉支部秋季磯釣り懇親大会を、神奈川、東京、埼玉の各支部からの会員及びオブザーバー1名を含め参加者55名で開催しました。
ここ富浦はG杯チヌの予選にも使われますがG杯は募集数が50名。今回はそれを上回る56名の申込がありました。しかし懇親を目的の大会なので多少窮屈でも会員同士和気あいあいと釣りしてもらえると信じ、併せて鳴釜渡船さんから安全を第一に渡船できる磯割りを提案して頂いたこともあって、この人数でも大丈夫と判断し、無事に納竿の14:00まで開催することができました。
ルールは25bm以上の黒鯛・メジナを混合でも良いので3匹までの総重量で順位を、また大物賞を黒鯛、メジナそれぞれ順位4位以下から最長寸で選ぶというものです。
当日は北系がやや強くなる予報で北向きの釣り場が多いから難しい釣りになるだろとか、メジナは30cm前後は揃うと思うが、黒鯛のそこそこを1枚でも釣れば上位に来るのでは、などと全く勝手な予想をたてて検量や表彰の準備をし帰港を待っていました。
ところが最初の組の船が着いて荷下ろしが終わり、いきなり出された魚がどど~んとメジナの超大型。検量してみると50.0cm丁度で重さは2.18Kg。この組では他に40オーバーの黒鯛、メジナを一人で釣った方もいましたし、その後も良型が続々検量に持ち込まれ外れても嬉しい予想になりました。
そして55名中42名が検量に持ち込むという好釣果のなか、匹数こそ2匹でしたが大物が効いて総重量2.90Kgで岡本宏行さんが見事優勝し副賞のファルシオン1-53を獲得。2位、3位には共に40オーバーを含む黒鯛3匹を揃えた、若松昇治さん、米本健一さんが続きました。
また、大物賞には黒鯛が48.9cmの原田和幸さん、メジナは43.0cmの松原光一さんが輝きました。
その他多数の40オーバーも上がり、懇親を深めるという他にGFG会員の実力も発揮された良い会になったと思います。
最後に、今年も名物の草加せんべいを沢山差し入れして下さった関東地区本部顧問の大山様、ありがたく釣果の無かった皆さんの残念賞にさせて頂きましたので改めて感謝いたします。
また磯割りにご苦労を掛けたうえ、安全に渡船して頂いた鳴釜渡船様、そしていつもながら豪華な景品を提供して頂いた、がまかつ様にお礼申し上げます。
《報告 千葉支部 岩瀬 洋》