11月5日(日)富浦沖磯で千葉支部秋恒例の季磯釣り懇親大会を、オブザーバー2名を含む参加者50名で開催しました。
陽が昇れば北風は弱まってくるという予報でしたので、遮るもののない小さな磯や北向きの釣り座が多い釣り場へも抽選順に渡船していきましたが、船長の話では、沖は思ったより風が強いとのこと。そして見事に予報は外れ、風はほとんど弱くならないまま磯上がりになってしまい、修行状態で震えていた人が多かったようで皆さん本当にお疲れ様でした。
そんな状態で検量があるのか心配していましたが、さすが強者ぞろい。次から次と行列ができ、「優勝」から「検量ありがとう賞」まで50名中35名に釣果があり、匹数こそ2匹でしたが大物黒鯛が効いて総重量2.80kgで地元千葉のベテラン田辺 敦夫さんが見事優勝しました。2位には抽選後「また、あそこの磯5回連続だよ！」と、良かったのか悪かったのかわからない一言を言っていた埼玉の妹尾 孝さんが、3位にはラスト50番でしたが多少釣り時間が短いことなどものともせず東京の市川 陽一さんが続きました。
そして4位以下から長寸で選ぶ大物賞には、「大チヌ賞」に37.7cmで千葉の高地 鶴夫さん、「大グレ賞」は39.0cmで千葉の秋葉 一之さんが輝きました。
いつもながら磯割りに、安全な渡船にとご苦労をかけたうえ丸秘の賞品まで頂きました鳴釜渡船様、たくさんの景品を提供して頂いたがまかつ様に心よりお礼申し上げます。
最後に、今年修行した皆さん。来年はその成果がきっと出ますから、懲りずに参加して下さるようお願いします。またお会いしましょう。

《報告 千葉支部 岩瀬 洋》