平成30年11月4日南房総富浦の沖磯で表記を開催しました。
今期の内房は地磯・沖磯問わず石鯛の絶好調が続いて底物師で賑わっており、懇親会の対象である上物の良い情報はあまり聞こえてきませんでしたが、それでも関東各地から46名もの会員が集まってくれました。
ルールは例年通り25cm以上のクロダイ、メジナ(混合でも可)3匹までの総重量で順位を、大物賞は4位以下からそれぞれの最長寸で決めます。
前日釣果は事前情報通りメジナが35cm止まり、クロダイもカイズ・チンチンクラスだったようで、重量は接戦になると予想していました。
終了時間前に回収に向かう船長と、底まで見える澄み潮だったし魚はどうだかねえ、と話していると予報通り雨が降り出します。
そして帰港となりバッカンを開けると、なんと1便18名のうち17名が検量、40オーバーのメジナ複数やクロダイサイズもいて予想は見事に裏切られ、その後も良型が続き、最終33名が検量とGFG会員の腕を見せつけてくれました。
結果は丸々とした40オーバーのメジナを3匹揃えた神奈川の木村香司さんが3.16kgと唯一3k超えで見事優勝。2位には48.5cmのクロダイとメジナ2匹2.76kgで千葉の大塚和裕さん、そして3位は45.4cmのクロダイと39.7cmを含む2匹のメジナで東京の花田達夫さんが続きました。メジナが丸々と太っていたのに対しクロダイは痩せていたのが順位の差に出たようです。
また大物は、大チヌ賞が42.0cmで神奈川の森山豊さん、大グレ賞は千葉支部長の小川和男さんが42.3cmで輝きました。
検量から本降りとなり慌ただしい閉会式になったことはお詫びしますが、今年も無事にそして盛大に開催できました。これから本格的に上物のシーズンとなり、さらに釣果も上向くと思いますので是非皆さんも富浦にお越し下さい。
終わりに、いつもながら磯割りを始め安全な渡船をして頂いた鳴釜渡船様、そして豪華な協賛品を頂いた、がまかつ様に感謝申し上げます。

《報告 千葉副支部長 岩瀬 洋》