5月10日(日)、GFG中部渓流大会を会員21名とオブザーバー1名が参加し、岐阜県益田川管内で開催しました。今年の益田川管内では、どの河川でも3月1日の解禁から順調に釣果が上がっていて、釣り人も多くたいへんな賑わいを見せています。この日は早朝から強風が吹き荒れ、渓流釣りには厳しい状況だった。今年の大会も昨年同様、あえて朝の集合時間を設けず皆好きな時間から釣りはじめ、検量時の集合時間を昼の12時に益田川漁協の本部に集合し、アマゴ・イワナ・マスの一匹の長寸で勝負することとした。よってこの強風という渓流釣りには厳しい状況下でいかにアタリを取り、大アマゴと遭遇できるかが勝負のカギとなり期待が高まった。会員らは夜明けとともに各々の思いをよせた場所に入川し、釣りをスタート。益田川本流で、下呂温泉街に入川したり、大アマゴの実績のある中山七里を目指す選手、また萩原地内を攻める選手、大イワナとの遭遇を楽しみに実績のある支流に入る選手とさまざま。集合時間の12時までには選手たちが続々と漁協本部に集まり検量となった。結果、垂見力さんが尺オーバーの30.7cmの大アマゴを釣り優勝。準優勝には、30.5cmのイワナを釣った中島清弘さん。3位には49.5cmのマスを見事釣り上げた橋本勇さんが輝いた。優勝と準優勝は、地元勢が顔を揃えた。優勝した垂見さんは、「優勝魚は、下呂温泉街下の六ツ見橋下流の狙っていた場所で出ました。1発で食ってきたので尺オーバーと確信して慎重に取り込みました」と喜び、「今年は例年と比べて釣り人も多く、魚もスレ、苦戦続きだったが、今シーズン初の尺オーバーを釣ることができ、そして優勝できて本当によかった」と笑顔で話した。一方、2位の中島さんは、萩原町宮田地内で大イワナをゲット。「実績のあるポイントだけに、尺オーバーが出てよかった」と胸をなでおろした。また、3位の橋本さんは、「下呂温泉街の下呂大橋の真下で大マスをゲット。食ったことはいいけど、どうやって取り込もうかと思った」と振り返り、「竿も満月のように曲がり、なんともならなかったけど糸も切れずに取り込めたからよかった」と語り、49.5cmには周囲を驚かせた。最後に結果報告ならびに表彰式を行い、記念撮影をして楽しい渓流大会となった。
今大会において、大会本部及び駐車場として益田川漁協に協力いただきましたことにお礼を申し上げますとともに、(株)がまかつ様にはたくさんのご協賛をいただきまして、誠にありがとうございました。また、会員皆様、役員皆様のご協力で事故もなく和気藹々のうちに大会を終えることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
(報告 GFG中部 早川純弘)