4月30日(日)、GFG中部渓流大会を岐阜県益田川管内にて参加者19名で開催しました。今年の益田川管内は、3月1日の解禁から水温も気温も低めで推移し、スロースタートの様子でしたが、4月に入り桜の開花に合わせるかのように釣果も上がり、釣り人も多くたいへんな賑わいを見せています。大会当日は、益田川本流の水位は高いものの早朝から絶好の渓流釣り日和。今年の大会も昨年同様、あえて朝の集合時間を設けず皆好きな時間から釣りはじめ、検量時の集合時間を昼の12時に益田川漁協の本部に集合し、アマゴ・イワナ・マスの一匹の長寸で勝負することとしました。一匹の長寸勝負となれば、益田川本流で釣果を上げることができれば有利ですが、本流は水位が若干高く、なかなか思ったポイントを攻めきれないのが頭を悩ませます。また当日は、ゴールデンウィーク9連休の2日目。連日押し寄せる釣り人に叩かれ、シビアな釣りを強いられそうです。よって、このシビアな状況下でいかにアタリを取り、大アマゴと遭遇できるかが勝負のカギとなり期待が高まりました。
会員らは夜明けとともに各々の思いをよせた場所に入川し、釣りをスタート。水位こそ高い中、あえて1発勝負と益田川本流を攻め下呂温泉街に入川したり、大アマゴの実績のある萩原地内を狙ったり、大イワナとの遭遇を楽しみに小坂の実績のある支流に入る選手とさまざま。
集合時間の12時までには選手たちが続々と漁協本部に集まり検量となりました。
結果、アマゴの部では、速水学さんが26.6cmのアマゴを釣り上げ堂々の優勝。イワナの部優勝は、益田川本流の萩原地内・飛騨川大橋上流で30.0cmを釣った水野信幸さん。水野さんは、泣き尺に悔しさをにじませながらも、昨年のマスの部の優勝に続く堂々の2連覇達成。マスの部優勝には、益田川本流の下呂温泉街で26.8cmを見事釣り上げた橋本勇さんが輝きました。アマゴの部で優勝した速水さんは、「前日行われた小坂町の大洞川で行われた飛騨小坂アマゴ釣り大会に参加しました。大会ではうまく結果が出ませんでしたが、終了後、残りアマゴ狙っていたら32cmのアマゴを釣り上げました。だから今日もここしかないとポイントを大洞川の共益橋下流に決め、攻めた結果優勝魚をゲットできました。食った瞬間大きいと確信して慎重に取り込みました。でもまさか優勝できるとは思いませんでした」と喜び、驚きを隠せなかった。最後に結果報告ならびに表彰式を行い、記念撮影をして楽しい渓流大会でした。
今大会において、大会本部及び駐車場として益田川漁協に協力いただきましたことにお礼を申し上げますとともに、がまかつ様にはたくさんのご協賛をいただきまして、誠にありがとうございました。また、会員皆様、役員皆様のご協力で事故もなく和気藹々のうちに大会を終えることができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
報告 事業推進委員 早川純弘