9月29日（日）愛知県伊良湖岬の堀切海岸にてGFG中部地区本部主催の「キス投げ釣り懇親大会」を開催しました。
シーズン佳境を迎える投げのシロギス釣り。週末ともなれば各地でイベントも重なり、参加者たちもあっちの大会、こっちのイベントへと東奔西走しております。特に当日は早朝が満潮で徐々に潮が下げていくという最高の潮回りで、他のイベントも重なってしまったせいか、参加者は7名と少し寂しいものとなってしまいました。
午前5時45分から競技説明をおこない、審査方法を「1匹長寸」「5匹重量」「10匹重量」「総重量」「総匹数」のクジから事務局の桜井氏に引いていただくと、「1匹長寸」という結果に。「総重量」「総匹数」となるとトーナメンターが有利となりますが、「1匹長寸」ですから誰にでも優勝のチャンスがあります。
6時よりスタートするもシロギスの食いが悪く、7時の時点でほぼ全員ボウズという展開。波は穏やかで状況は悪くないのですが、前日まで荒れていたせいか濁りが残っていて、それが悪さをしているようです。しかし、時間が経つにつれて状況は好転していき、ポツリポツリとシロギスの姿も見られるようになりひと安心。
ひと足先に検量場所で参加者の帰りを待っていると、前半の不調はウソのようにシロギスを持っているではありませんか、聞くと終盤になってバラバラっと釣れ出したとのこと。しかし、今回の審査は「1匹長寸」なので、いくら数を釣っていても誰が勝つか分かりません。それぞれ自慢の1匹を検寸した結果、神奈川から参加してくれた永島氏が20.2㎝で優勝されました。
「1匹長寸」というルールだったせいか、参加者同士も和気あいあいと楽しんでいたようで、大会の名前のとおり懇親が深められたイベントとなりました。
レポート：中部地区本部　林　賢治