GFG中部:中部地区本部主催 <<大会結果>>
東海合同メジナ釣り懇親大会 【西伊豆町宇久須芝】
令和になって初めてのGFG東海・中部合同磯懇親会を11月24日に総勢52名の参加のもと、西伊豆の小下田の磯にて開催しました。この東海と中部合同の懇親会はこれまで4月に企画されていたのですが、天候等で中止になる事も多かった事から、秋磯も合同で楽しもうという事でこの時期に開催するに至りました。
当日は朝からどんよりした雲がかかり、時折雨に降られる場面もあり天候としてはあまり良い状況ではなかったのですが、海の波は比較的おとなしく、船長の計らいもあり安全に釣りができる事を最優先に、船2隻で全員を磯へ渡礁していきました。
直近の情報では、今年はまだ水温も高く型が小さかったりエサ取りが多いとの事で、当日も苦戦が強いられるだろうなという予想でした。自分が上がった磯はというと朝からエサが残ってくる状況で、生命反応が無い状況が続いていましたが、マキエが効いてくるとフグなどのエサ取りが集まりはじめたのか、今度はエサがすぐに取られて無くなったりと、事前の予想通りなかなか釣りやすい状況とは言えない状況で、キーパーのメジナを1枚手にするのがやっとでした。竿をたたみながら釣りを振り返ってみると冬を前にまだまだ安定していない状況だなと感じました。また最近の西伊豆界隈ではお馴染みのフエフキ等の南方系の魚もポツポツと釣れ、少しずつ海も変わってきているんだなと、改めて実感しました。
帰りの船で他の磯の状況を聞くと、やはりどの磯も同じような状況だったようで、あまり良い情報が得られませんでしたが、そこはGFGのみなさんです。陸に上がるとみんな渋い顔をしながらも検量時には、ほとんどの方が規定寸法以上のメジナを検量に持ち込まれました。
全体的に型は小ぶりな状況で、数も3匹揃った人は少ない状況ではありましたが、3匹の良型を揃えられた市川さんが見事優勝されました。そして今大会は2エリア合同の懇親会という事もあり、表彰式の段階ではお互い冗談交じりの笑みがこぼれてくる等、これまで以上に懇親が深められ、ケガや事故の無い良い大会となりました。
最後になりますが当日の安全な瀬渡しをしてくださったとびしま丸様、また寒い中遠方から参加されたGFG中部の皆さま、協賛を頂きましたがまかつ様、本当にありがとうございました。
報告:GFG東海西部磯担当 秦 正人