10月20日に毎年恒例となった釣り場クリーンナップを兼ねた懇親チヌ釣り大会を広島県尾道市の芸予諸島で行いました。大会には中国地方の各支部から73名が参加。受付後、夜明けを待って、まずは一斉清掃開始。普段渡船乗り場としてお世話になっている尾道市山波地区の桟橋周辺で全員が手分けしてゴミ拾いを行い、多くのゴミが収集されました。その後、抽選を行ってこだま渡船2杯とアクアテック渡船に分乗、急潮の芸予諸島でチヌ釣りを行いました。
当日は一年の中でも特に潮位が高い大潮周り、満ち込みで激流が流れる磯が多く、一日雨模様となったことも重なってかなり釣り辛い状況でした。しかしながら、悪条件にもかかわらずほとんどの人に釣果があり、20尾以上釣った選手も多数みられ、検量は大いに盛り上がりました。
審査はチヌ5尾重量、エリアごとの横取り方式で行いました。優勝は、40cmオーバーをみごとに5尾そろえた沖永選手、速い潮に対してガン玉の段打ちと磯際の丁寧な攻めでの攻略でした。また、上位入賞者の多くは40cmオーバーを含んだ4kg前後の好釣果で、50cm近い大物をしとめた選手もみられました。
今回収集したゴミは、「釣具のレジャックス東尾道店」で処分していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。また、大会の駐車場整理、ゴミの分別やレジャックスまでの運搬は、地元の若手会員が率先して行ってくれました。感謝申し上げます。　
レポーター　中国地区本部チヌ部長　中西毅