8月1日(日)に北条海岸においてGFG中国地区本部ファミリーキス釣り大会を2年ぶりに開催しました。すでに恒例のバーベキューを中止することにしていましたが、鳥取県内では7月になってから新型コロナウイルス感染症がなかなか落ち着かない状況となり、主催者側としてどのようにすれば開催できるか苦慮していました。そこで状況が変わらないことから開催場所を当初の弓ヶ浜海岸から北条海岸に変更して実施することとしました。また、依然として県内の感染状況が変わらないので、親子で参加予定者たちのキャンセルが相次ぎ、子どもの参加者は例年より少なくなりました。それでも当日は大会を楽しみにして頂いた参加者たちが集まり、天候にも恵まれ無事に大会を開催できました。
さて、競技は諸注意と競技説明終了後、釣りの競技範囲を海を正面に左に約200m(川の手前)、右に約400m(沖にあるブイ)として、シロギスの総匹数で大人の部と子どもの部(中学生以下)に分かれて午前8時30分まで釣りをして本部に戻ってくるルールで実施しました。釣れるキスのサイズは全体的に大きく20cm前後が多く釣れていました。しかし群れが小さいのか競技開始直後から釣れても単発で後が続きません。餌取りのチャリコや小アジも多く、近くや遠くを丁寧に探ってみたり場所を移動したりと色々試しておられました。皆さん思うように数を伸ばせず試行錯誤しているうちに、検量時間となりました。
検量では、皆さんが魚を出されると会場は盛り上がります。特に今回はなかなか数が釣れない辛抱の釣りであり、1匹でも多く釣ることで順位が大きく変わっていきます。結果、子どもの部での優勝は西野あゆむくん。大人の部では、7月4日の同会場でのキス釣りトーナメント大会に続き、岡田信行さんが優勝となりました。おめでとうございます!今大会は同匹数が多く接戦となりました。同匹数の場合はジャンケンとし、自分の狙っている賞品がもらえるか運もあり、これまた盛り上がりました。
例年このファミリーキス釣り大会は多くの家族連れ、関西や四国など遠方からもご参加して頂いており、100名前後の参加となります。しかし今回は新型コロナウイルス感染拡大が収束しないことから参加者のほとんどが地元の方となり、例年の半分以下となりました。来年以降、もう少し参加者が増えて開催できることを願っています。また、参加された皆さんのお陰でケガや熱中症も無く、無事大会を終えることができました。ありがとうございました。
(レポーター:GFG中国地区本部 投げ担当部長 吉塚 大典)