去る1月20日(日)、GFG愛媛支部による恒例の初釣り親睦会を参加者31名にて御五神島で開催しました。
午前6時、今回お世話になる津島町嵐から出船する清家渡船2船に分乗し、御五神島目指していざ出港です。途中、最近好調の竹ヶ島にて9船で抽選し、2.5番と5番磯に2名ずつおろし、御五神島に向かいます。当日、御五神島に集まった渡船は日曜日ということもあり13船。抽選の結果、割当磯が少なく寝床5番南・グンカン・本島カド・水バエ・イサギバエ・黒川・ヒナダンの7ヵ所に3~5名で磯上がりとなりました。
今回、お世話になった清家渡船さんの最近情報によると、水温が15度台前半まで下がり、年末まで好調であった寝床周辺もムラが出てきており、例年だと随所で見られる浮きグレも今シーズンでは若干遅れているのではということで、なかなか厳しい釣りになりそうです。
午前8時釣り開始。本日の大会規定は30cm以上のグレ3匹重量とし、磯上がり後ジャンケンで場所決め、1時間ごとで時計回りに場所交代としました。
私は、寝床5番南に5名で磯上がりでしたが、直ぐ横の5番北側にも他の渡船の3名がおり、水温が昨日からまた低下したうえ、この食いが落ちている状況の中で、まわり8人が一斉に撒き餌を入れ始めたら、余計にグレは口を使わなくなるのではと考え、今日は周りの撒き餌の影響を受けないよう状況により超遠投深釣りに徹すると決め、最初に入った4番との水道向きでは当り潮の潮上40m沖に撒き餌と仕掛けを合わせ釣り始めました。
釣りを開始して直ぐに、潮下にいた会員が40cmオーバーを釣り上げ、私も40m沖をウキを沈めてふかして流していた道糸がスルスルと張り、40cmが食ってきました。しかし、ナノグレ6号が外唇に微かに掛かっているだけで食いは非常に悪そうです。
その後、1時間おきの場所替えごとに竿2本半以上入れたりして何とか良型グレを追加することができました。途中で会員に状況を聞くと、何処も似たりよったりで状況は悪そうで、磯替えも場所が無いので出来ない厳しい釣りだったようで皆さん大変苦労されたようです。
午後2時に全員ケガもなく無事終了となり帰港して検量となりましたが、急激な水温低下の中で全くグレの気配が無かった磯、北西風の影響で釣りにならなかった磯、しかしさすがのGFG会員、50cmオーバーを含め、釣っている人は結構釣っています。
そして、和気藹々の中、表彰式やジャンケン大会を行い、楽しく懇親を深める事ができました。会員及び役員の皆様本当にお疲れ様でした。次は4月28日に今治沖でチヌ懇親会を開催予定です。G杯予選の試釣りをかねて多数の参加をよろしくお願い致します。