12月11日(日)、愛南町中泊の磯において愛媛支部グレ釣り懇親会を、オブザーバーを含め参加者29名で行いました。
当日は、北西の強風が吹く中、安全を考慮して船長と相談のうえ風裏となる大三角周辺と鹿島の大滝から地蔵鼻・赤岩周りに磯付けしました。
最近の中泊の釣況は、例年なら大型尾長で沸く大三角周辺が高水温の影響かウスバハギやサメが出没し、日によってムラが激しいとのこと。また、鹿島周辺は、北側の観音やカブト周りは、良型口太グレがコンスタントに釣れているが、当日は強風で上がることができず、余り情報のない南側の磯では、「きっと来る～、きっと来る～」の招かれざる来訪者。今日は、なかなか厳しい大会となりそうな予感。
途中、会員に釣況を聞くと、大三角周辺は予想どおりウスバハギの猛攻撃を受けて苦戦している様子。鹿島周りは、どの磯も後方から音も無く忍び寄る鹿島名物のサルに配合エサや弁当を盗られ、渡船から渡されたパチンコで応戦中とか。釣りに集中しづらいもののグレ・イサギ・ヤイトガツオ等の美味しい魚が、ぼつぼつ釣れているとのこと。
午後2時に納竿となり港にて検量の結果、鹿島の水道の赤岩に上がった村上　淳一さんが唯一グレのみ3匹を持ち込まれ優勝され、鹿島周りに上がった会員が上位を占める結果となりました。
大会に参加された会員の皆様、また早朝よりお手伝いいただいた役員の皆様、本当にお疲れさまでした。強風の中、安全な磯を選択していただき最後まで楽しい釣りをさせていただいた末光船長ありがとうございました。
事務局　白石　和典