順位 | 氏名 | 重量 |
---|---|---|
優勝 | 中西毅 | 5.29kg |
2位 | 白築武久 | 4.16kg |
3位 | 白築里香 | 4.13kg |
4位 | 湯浅健司 | 3.59kg |
5位 | 木下慎也 | 3.47kg |
6位 | 井上吉夫 | 2.88kg |
7位 | 豊川晋基 | 2.41kg |
8位 | 村上千春 | 2.16kg |
9位 | 岡崎拓 | 2.12kg |
10位 | 加藤寿之 | 2.0kg |
■チヌ3匹までの総重量にて審査
優勝の談 中西毅
4月16日に高知県宿毛湾で開催された巨チヌ釣り大会に参加しました。瀬戸内海と異なる宿毛の“マッスルチヌ”の強烈な引きを味わうと病みつきになり、私自身、今年になって3回目の釣行でした。前日の前釣りでは、午後に時合いが来て2発の大バラシ!!その後、ようやく取り込めたのが52と56cm。それがあったので、大会当日は入念なタックルで挑みました。
大会前半は、抽選で高内渡船に乗船。ここ最近数が出ている咸陽島エリアです。「ダルマの横」に渡礁しましたが、なかなかチヌのアタリがありません。すぐ近くの小さなハナレでは、湯浅中国地区副本部長がバンバン竿を曲げています。聞いてみると、シモリ回りを浅く釣っているとのことで、すぐに真似をしましたが、やはりアタリがありません。前半残り時間も少なくなったので、広島名物「困ったときの大遠投」に打って出ます。その際、風、上潮、底潮がそれぞれ違う方向で仕掛けがうまくなじまないため、めったにしない「沈め釣り」を試みました。その第1投、仕掛けをほりこんで置き竿にし、用を足していると、ラインが出ていくではありませんか!慌ててアワセを入れると、強烈な横走りに翻弄されましたが、無事取り込み成功。50cm程のハッスルなやつでした。その後、同じパターンで45cmクラスを1尾追加。前半2尾で折り返しました。
後半は、巨チヌの確立が高い桐島エリア。「桐島の東」に渡礁しましたが、潮が下がり、足元は底が丸見えです。残り2時間あまりで規定の3尾を揃えるべく、沖の深み1点に絞り、前半と同じように狙ってみました。1時間経過、全く気配がなくあきらめかけていたとき、ラインが微妙に引っ張られました。アワセると前半よりもはるかに強烈な引きに襲われます!パワー勝負になんとか競り勝ち、52.5cmのマッスルチヌを仕留めることができました。
帰港すると、全般に厳しい状況の中、皆様、たくさんのチヌを持ち帰っておられ、恒例となった広島大学のサンプリングも大型クーラー2杯満タンの状態でした。私は規定の3尾ちょうどの釣果でしたが、よく肥えたマッスルのおかげで運良く優勝することができました。
最後になりましたが、今回、色々とイベントが重なったため広島支部からの参加は例年より少なかったですが、地元高知をはじめ、兵庫県、岡山県、福岡県から多くご参加いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
Copyright © GFG All Right Reserved