2021年8月8日、安芸灘の島々を7つの橋で結ぶ海の道とびしま海道一帯を舞台にGFG広島支部青年部主催チヌ釣り大会(キャノンボール方式)を開催致しました。午前4:30に24名が上蒲刈島大津泊緑地公園駐車場に集合しました。受付時に検温、消毒を行い、とびしま海道エリアの釣り禁止エリアを記載した用紙を配布、午前5:30とびしま海道エリアに向けて各自出発しました。
当日は天候に恵まれ、釣友同士で竿を出されたり、島々をランガン釣行したりと各自キャノンボール方式の大会ならではの釣りを楽しまれている様子でした。この時期のとびしま海道エリアは、激流育ちのアスリートのような筋肉質なチヌや大型真鯛がパワフルなファイトを楽しませてくれます。
しかしながら高水温のため、ハギ、フグ、バリ、チャリコなど多種多彩なエサ取りも高活性、さらには大会後半の下げ潮に入ったタイミングでチヌの活性は急降下、餌取り対策と後半の食い渋りに皆さん苦戦されており、とびしまエリア特有の激流と下げ潮の食い渋ったチヌに如何に口を使わせるかが釣果を大きく左右したようでした。
約8時間の実釣を行った後の検量には、とびしまエリアを攻略された方々が次々と良型チヌを持ち込まれました。検量の結果、食い渋り下げ潮をランガンスタイルで攻略した若手の廣石桂大さんがリミットの2尾、計2,855gの釣果で青年の部で優勝、また総合の部においても優勝のダブル優勝されました。
若干23歳の廣石さんの今後のご活躍が楽しみです。また閉会式では、地元広島でイタリア料理店を営む傍ら、チヌ料理の研究に励む室岡シェフに釣果の一部を提供、その中からシェフのお子さんが厳選した『おいしそうなチヌ賞』にチヌ料理と楽しむお酒“ちぬ賛舞”が贈られ大会に華を添えて頂きました。室岡シェフ、沢山のご協賛ありがとうございました。終わりになりましたが、今大会にご協力頂いた皆様のお陰で事故やトラブルもなく、無事大会をできました事に役員一同、心より感謝とお礼申し上げます。(レポーター:GFG広島支部東部青年担当 梅田真俊)
成績【青年の部】
順位 |
氏名 |
重量 |
優勝 |
廣石 桂大 |
2,855g |
第2位 |
梅田 真俊 |
2,530g |
第3位 |
小沢 拓郎 |
2,440g |
第4位 |
波多 瑞紀 |
2,310g |
第5位 |
檀上 通暢 |
2,175g |
参加人数:24名
審査方法:規定サイズ無し、チヌ2尾重量
キャノンボール方式
優勝者の談 廣石 桂大
この日は、コロナ禍の影響で久しぶりの大会参加となりました。接触機会の少ないキャノンボール方式での大会ということもあり、安心して参加することが出来ました。午前4:30に集合、受付後とびしま海道エリアに詳しい松岡さんの後を追い、6時頃から竿を出し4箇所のポイントをまわりました。初めに本命ポイントに入りましたが、開会式の際に話があった様にやはり餌取りが多く不発…。2、3箇所目も思う様なサイズが出ません。正午過ぎた頃には心が折れかけましたが、気を取り直して残り2時間に最後のポイントで勝負を賭けることにしました。4箇所目スタート!なかなか魚の反応を得られません。数投しているうちに、ボラの群れが!そこからは入れ食い状態に我を忘れ、気が付けば45cmクラスが2匹揃っていました。検量の結果、初めて優勝をさせて頂きました。この結果はガイドして下さった松岡さんのお陰で大変嬉しい結果となりました。最後になりましたが、沢山の賞品を協賛してくださったがまかつ様、運営役員の皆様、この度はありがとうございました。
成績【総合の部】
順位 |
氏名 |
重量 |
優勝 |
廣石 桂大 |
2,855g |
第2位 |
梅田 真俊 |
2,530g |
第3位 |
小沢 拓郎 |
2,440g |
第4位 |
波多 瑞紀 |
2,310g |
第5位 |
檀上 通暢 |
2,175g |
《総合優勝 廣石 桂大》 | 《青年の部 廣石 桂大》 |
《第2位 梅田 真俊》 | |
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