GFG東北:北海道支部主催 <<大会結果>>

船マコカレイ親睦大会【知内沖】

船マコカレイ親睦大会【知内沖】 平成24年7月22日、会員や一般の方からの要望が多かった夏場の船マコガレイ釣り大会を初開催しました。
当日は会員・オブザーバーを含め17名が参加。上磯郡知内町涌元漁港に集合した参加者は、抽選にて3艘に分乗し午前4時30分に出港した。
向かったポイントは知内火力発電所前浜沖で冬場と同じ様な場所で、先ずは水深13メートルラインにて大会がスタートした。
が、前日までの悪天候が影響し開始から30分程はアタリが殆ど無い状況。船中ようやくポツポツと釣れたと思えば、この時期最強の外道王フグの猛攻で悪戦苦闘。
陸側に場所移動するも、こちらはフグは居ないものの前日までの雨の影響で、近くの知内川からの濁りが入り更には木っ端等のゴミも次から次と流れて来る状態。それでも参加者は最後まで諦めず、40センチオーバーのマコガレイを何とか拾い釣りしていた。
大会は午前11時に終了し、漁港に戻り早速検量。
今大会は30センチオーバーのマコガレイの総重量で競ったが、枚数を見ると一人平均7、8枚の釣果の中、優勝者の川口靖仁さん(北海道最北端の地、稚内市から参加)は他を圧倒して13枚の釣果を上げていた。
今時期のマコガレイは、脂乗りがあっさりしていて1年の内で身の肉厚が一番ある(上磯漁組調査結果)と言われており、特に刺身が最高に美味いと言われている。釣り味もアブラコのようにガンガン刺さり込みとても面白いので、道南の一部の釣人はフグと格闘しながらも密かに毎年狙い続けていた。例年より厳しい釣況ではあったが、参加者はカレイ釣りを楽しみ、会員は久々の顔合わせに親睦を深め会い無事大会を終了した。
今回結果も出た事で、今後冬と夏の年2回開催を続けていきますので、是非、城下ガレイに負けない北海道知内産のマコガレイを狙いに皆様の参加をお待ちしております。

レポーター 鶴賀谷定美

成績

順位 氏名 重量
優勝 川口 靖仁 7.17キロ
2位 早川 和男 5.04キロ
3位 工藤 基之 4.40キロ
4位 神谷 茂 4.38キロ
5位 対馬 幸雄 4.11キロ
6位 鶴賀谷定美 4.05キロ

優勝者の談 川口靖仁
前日までの悪天候の影響が気になるところではありましたが、まずは外道の様子をみるために派手なピンク系の仕掛を投入。
ポイントによってフグのうるさい場所はあるものの、ワイヤーハリスを使っていた事もあり、そこまでの煩わしさは感じない程度なので、自分の得意としている細かく激しいコヅキで攻めてみたところこれがうまくはまり、少しずつ枚数を伸ばすことが出来ました。
また、この日私が乗った船の船長はマコガレイが薄いと判断するとすぐにポイント移動を繰り返す攻めの操船をしてくれたこともあり、こちらとしても「もう1枚!もう1枚!」と、集中力を保ち続ける事が出来、最終的に41センチを頭に13枚を手中におさめ、優勝させていただきました。 本大会の運営に奔走していただいた方々に感謝すると同時に参加者全員が和気あいあいとした楽しい大会に参加出来たことを非常に嬉しく感じています。



Copyright © GFG All Right Reserved