10月31日（日）、兵庫県の家島諸島において、那波渡船さんと飾磨渡船さんにお世話になり磯釣り親睦会をオブザーバー2名を含む参加者32名で開催しました。10月に入りコロナも落ち着きを見せ始め、たくさんの方にご参加頂きました。1年ぶりの親睦会ということで、久々の再会もあってか早朝より皆さん会話が弾んでおりました。今回は、上位3名までがGFG杯関西地区予選大会の出場枠をかけての大会でもありますので、皆さん気合が入っておりました。午前4時15分より受付開始し、資料配布による競技説明を行い、午前5時に2隻の船で男鹿島、家島本島、坊勢島に分かれて午後2時の納竿まで楽しみました。
　当日は、受付開始まもなく雨が降りだし、出船の頃には本降りとなってしまいました。足元も悪く、暗い中ではありましたが、船長の的確な案内で参加者全員無事に渡礁することができました。私は男鹿島の採石場がある入り江の出口の一角に、加藤さん、中崎さん、丸山さんと共に4名で渡礁しました。辺りが明るくなってきた午前6時30分頃より釣りを開始しました。前方手前から沖まで大きな岩が多数沈んでおり、底の変化が豊富なポイントでした。まずは手前に1投目。20cmのグレが早速顔を見せてくれました。事前の情報では30cmクラスも多数釣れているとのことなので、サイズアップを目指して、私なりに色々やってみました。沖へ遠投し、タナを深くしていくと25～30cmクラスがポロポロと釣れ出しました。午前中は雨が降ったり止んだりで肌寒かったですが、午後には回復して晴れ間も覗き、久しぶりの親睦会を楽しみました。
　港での検量では、ほぼ全員の方に釣果があり長蛇の列となりました。中には良型のチヌ、マダイを釣っておられる方もおられました。そんな大接戦の中、明山和靖さんが30㎝クラスを5匹揃えられ見事優勝されました。2位、3位は同重量となり、ルールによりジャンケンの結果、2位は太田司さん、3位はオブザーバーの長谷川隆雄さんとなりました。
　最後になりましたが、ご参加頂いた参加者様、安全に瀬渡しして頂いた那波渡船様、飾磨渡船様、準備、運営にご協力頂いた諸先輩方、協賛品を頂いたがまかつ様のご協力のもと、無事に大会を終えることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。（レポーター：兵庫支部磯事業部　黒田 基之）