例年なら梅雨も後半の時期ですが、今年は異例の早さで梅雨明けし、雨という雨も降りません。そんな超渇水状態が続く揖保川にて今シーズン第1回目となる親睦会を開催することができました。新型コロナウイルス感染拡大により、なかなか思うようにGFG活動も実施できず、約2~3年ぶりに顔を見る会員の方もおり、久しぶりの開催に気持ちも何となく安堵することができました。
当日は、最悪なことに台風の影響で水位も少し高くなり、天候もお昼頃から雨が多く降る予報でした。安全を考慮し、競技時刻を短縮して、午前中のみの短時間での開催に致しました。今期は異例づくめで、鮎の放流も今だ予定数の半分にも満たない状況です。その反面下流域では、例年になく天然糊上が良く、数と型ともに良い状態です。おとり配布後に各自思い思いの場所へ。釣果に不安もありましたが、検量時には続々と鮎が持ち込まれました。
検量時、なんと17匹を持ち込まれた青年部の元佐さんが見事優勝されました!休みのたびに中流域を網羅して、鮎の付き場など研究されているみたいです。親睦会終了後のお楽しみ抽選会も大いに盛り上がり、無事終了することができました。
コロナ禍でなにかと大変ですが、次回は3年ぶりとなります。「ペアマッチ親睦会」を開催できることを願って終了といたします。ご協賛・ご協力いただきました。「GAMAKATSU PTE LTD」様、役員さん、悪天候の中で早朝よりご参加いただいた会員の皆様、本当にありがとうございました。(レポーター:木庭 彰規)
成績
順位 |
氏名 |
匹数 |
優勝 |
元佐 裕亨 |
17匹 |
第2位 |
林 克年 |
14匹 |
第3位 |
山口 節二 |
10匹 |
■参加人数:20名
■審査方法:鮎の総匹数
《優勝者の談 元佐 裕亨》
今年は天然遡上が好調なので、中下流に向かって遡上狙いをするか迷いましたが、日本記録の蛇岩へ向かう事にしました。土手から見ると跳ねている魚の姿も確認でき、入川しました。早々にとはいかなかったけど、ちょうどいいサイズの鮎を掛けることができ、オトリが変われば、ポロポロと釣れました。同じ場所で釣れ続く感じではなく、テンポ良く釣りをした方がいい感じだったので、それらしきポイントに次々とオトリを入れていく作戦で釣り上がりました。あっという間に時間も過ぎ、検量場所へ向かいました。検量の結果、幸運にも優勝でした!表彰式では両手で持ちきれないほどの賞品を頂き、とても嬉しかったです!最後に、役員運営の皆さん早朝より大変ありがとうございました。全ての段取り商品の確保大変お疲れ様でした。次は有田川で頑張ってきます!