10月13日(日)、海釣り(五目)懇親会を福島県いわき市小名浜港の沖堤防で会員14名、オブザーバー3名の計17名で実施しました。秋は、ヒラマサ、ワカシ、カツオ、サバなど良型の青物が回遊し、小名浜港の沖堤防はこの時期80cmオーバーのヒラマサも狙える好釣り場であることから、釣り方は特に決めず、審査方法を1種3匹までとし、5匹の総重量で競いました。朝4時30分までに受付を終了し、開会式後の5時頃に渡船で港から約5分の沖堤防へ到着、各自好みの場所で釣りをスタート。納竿は午後3時としました。当日は昼から北西の風が強くなる予報でしたが、朝は風も弱く、青空にも恵まれて釣りをスタートすることができました。釣り方は、フカセ、カゴ、泳がせ、ルアーと多種多様で、この時期ならではの釣り方で皆さん大物狙いに気合いが入っていました。さて、肝心の釣果ですが、フグの大量発生により、特にフカセ釣りには厳しい状況の中、黒鯛、カイズ、メジナ、真鯛、ワカシ、イナダ、サバ、アジ、タコなど、ヒラマサや大物は出なかったものの、まずまずの釣果が得られました。そんな中で、ルアー(弓ヅノ)で好釣果の中沢一夫さんがカツオ3匹、ワカシとイナダを各1で見事優勝の栄冠を勝ち取りました。2位は中沢さんの隣で並んで釣りした手塚昇さん。2名ともに栃木県から小名浜に通った甲斐がありましたね。3位はフカセで健闘した近藤肇さんで3連覇はなりませんでしたが立派です。また、黒鯛40cmの良型を釣り上げた岡田益明さんが特別賞を受賞しました。
今回、昼前から北西風が強くなり、12時の早上がりとなりましたが、全員無事に楽しい懇親会が実施できました。遠方の千葉支部から参加された髙知尾さん、差し入れ頂いた山田さんと新人の竹内さん、参加者の皆さん、渡船協力頂いた共栄丸さん、協賛品提供のがまかつさま、誠にありがとうございました。
東日本大震災前には毎年懇親会を実施してきた小名浜港、今回3年ぶりに懇親会が実施できて、大変うれしく思っています。まずは釣りを通して復興に貢献できることを願って、これからも茨城支部は元気に活動してまいります。
《報告 茨城支部長 大里 工》