7月1日(日)、チヌ(黒鯛)釣り懇親会を福島県小名浜港沖堤防で会員12名、オブザーバー3名の計15名で実施しました。審査方法は、25cm以上のチヌ1匹長寸法としていましたが、あまり状況が良くないため、メジナも対象魚としました。朝4時30分から受付を開始し、開会式後の5時頃から渡船を利用して、第二西堤防5番と6番に渡り、好みの場所で釣り開始、帰りの渡船はお昼12時30分としました。例年であれば梅雨のはずが、今年は6月末に梅雨明けしてしまい、当日も暑さを心配していましたが、朝からの霧と風で海の上では日中は比較的快適でした。しかし、海の中においては、今年の小名浜港沖堤防は、5月頃から小サバの群れが居座ってしまい、チヌやメジナ狙いで釣りをしても、ほとんど釣りにならず、願いもむなしく当日も同じ状況になってしまいました。そんな中、皆さんはあの手、この手で頑張りますが、一向に本命は現れません。納竿時間も迫り、会の成立を心配していた時でした。千葉支部から参加した吉田さんの竿が大きく曲がり、待望の銀鱗が姿を現しました。ここで周りは大騒ぎ。この貴重な1枚を釣り上げた吉田 成男さんが見事優勝の栄冠を勝ち取りました。2位は今年GFG茨城支部に入会し、木っ端メジナの中から検量対象28cmのメジナを釣り上げた滝田 満さん。今後の活躍を大いに期待します。残念ながら3位以下の検量はありませんでしたが、全員怪我もなく、無事に楽しい懇親会が実施できました。参加頂いた皆さん、渡船協力頂いた共栄丸さん、協賛品提供のがまかつさま、誠にありがとうございました。
《報告 茨城支部長 大里 工》