第21回カセ・筏チヌ釣り大会が、7月9日(日)石川県七尾市中島町長浦のカセで、参加者32名で行われました。
道の駅なかじまロマン峠の広場で、4時受付を開始。開会式では各クラブの代表の方に近況報告をしていただいた後、審査方法及び注意事項の確認、カセ割抽選を行いました。大会場所は、長浦から能登島に架かるツインブリッジを仰ぎ、左右に分かれカキ棚に掛かったカセです。
6時、釣友二人がペアで実釣開始。例年ではとても暑く、熱中症にならないように注意しながらの釣りですが、今日は風はそよそよ、波も潮も穏やかな絶好の大会となりました。長浦のかかり釣りではダンゴ釣り、アケミ貝の丸貝が主な釣りになりますが、カキ貝の出荷シーズンでは、カキ貝のフカセ釣りです。
カキ貝のスダレに沿って上昇してくるチヌを、フラフラ落ちる貝を演出しながらの釣りで、釣り師の妙技の使い所です。どうやら今回の大会では、丸貝が釣果につながったようです。参加者32名中検量対象30センチ以上のチヌは49枚。最長寸は46センチでした。
表彰式において、21回目となる恒例の「慈善事業及びチヌ稚魚放流募金」では、多くの参加者からご協力をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。又、新な気持ちでGFG会則通り、釣りと自然を愛し、仲間を大切にし、みんなで楽しく釣りをしていきたいと思います。
カセ・筏チヌ担当 西尾幸雄