順位 | 氏名 | 成績 |
---|---|---|
優勝 | 米沢 啓 | 15匹 |
2位 | 辻 享 | 12匹 |
3位 | 田中和久 | 8匹 |
4位 | 池田輝男 | 7匹 |
5位 | 長村啓司 | 5匹 |
大物賞 | 辻 享 | 18.5cm |
■審査方法:総尾数
■参加人数:20名
優勝者のコメント:米沢 啓
明治の初め石川県の県庁所在地は手取川の下流の美川にありました。
今回が初参加のGFG毛鉤釣り大会はその美川の上流にある粟生大橋の駐車場に集まり朝5~10時で始まりました。
加賀100万石は毛鉤発祥の地と言われており加賀の矜持を持って朝集まりました。
外部条件は「天気晴朗なれど風強し」ちょっと風が強め、で水温17.1~18.5度。
濁り度29「やや濁り強」。水量-2.7M「標準値」でした。
毛鉤釣りの出来る条件をかろうじてクリアする状態でした。
朝5~10時までの数量勝負で、大物賞もあります。
朝5時ジャスト、各20名は自動車のエンジンをふかし期待の圧縮空気がはち切れそうです。
釣り場範囲は百円橋~美川まで約6キロ位でしょうか。
私は粟生の橋上流約450Mの通称8ちゃんラーメン前の渕に行きました、東側から8名 西側から7名入りました。
遥か上流には白山連邦が見えなんとも言えない自然の景色でさあ~これからだ・・・
午前8時過ぎ迄全員0匹でしたが、さすが辛抱です、太陽光が強くなり水温上昇と同時にポツポツと釣れ出してきました。
土用隠れと、水温低下の影響でかなりの苦戦を強いられましたが、最終的には15匹で優勝させていただきました。
釈迦に説法なんですが、毛鉤釣りは水温次第のところもありまして
(1)場所
(2)鉤
(3)竿まわし
私の場合は水温もこの要素の中に入れます。
水温そのものでなく水温の前日との変化率です。
魚は人間と違い水温とはダイレクトに接触しますから・・・
私の毛鉤釣り40年の歴史「His story」からすると、土用隠れの呪縛から解放される「気」がします。
私の鮎釣りの信条は人間圏の考えではなく、自然界の鮎に順応した考えと川を通じて環境の番人でありたいと、思っております。
今後も諸先輩や仲間に感謝しつつ兜の緒を締め精進して、来年の釣り大会を楽しみにしております。
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