GFG東北:岩手支部主催 <<大会結果>>

春季ヤマメ釣り懇親会 【気仙川】

春季ヤマメ釣り懇親会 【気仙川】 4月14日(日)岩手支部の渓流釣り懇親会が参加者45名で気仙川にて行われました。
気仙川へ向かう途中、最低気温-4度この時期にしては寒い寒~い朝でした。
受付をしていると、指先まで冷え切ってしまいまるで解禁当初のような寒さでした。
今シーズンの岩手県渓流事情はとても厳しく、岩手支部の名手達もまだ一匹も釣れていない会員もいるほどです。
私自身今シーズン3回の釣行で2匹の釣果です。

開会式を行いいざ目的地へ、メンバーの行き先が気になります。
予想はしていましたが前評判通り全員上流部へ向かっていました。
上流部へ向かい川をのぞいて見ると!深場にヤマメが見えたので。
Aさんとこの場所に入川することにし、さっそく竿をだして見ることにした。
アタリがでるのですが、上には木がかぶているためすぐに絡んでしまいます。
う~んやりずらい!アタリがあるのになかなかキャッチできず!検量匹数を求め場所移動。
朝までの寒さが嘘のように気温18度、雲一つない快晴、暑いくらい!自然と魚の活性も上がったようで流の中で釣れるようになってきました。
会員の釣果も気になりますが、検量匹数をキープでき最高の天気の中昼寝をすることに。
12時集合で検量開始、さすがこの厳しい条件で岩手支部メンバーはヤマメ、ヒカリを持ち込んできます。少しほっとしましたが、メンバーに感謝!
結果は僅差になりましたが、千田さんがみごと優勝することになりました。おめでとうございます。岩手支部メンバーの協力のおかげで無事懇親会を終えることができました。次回行事もたくさんの参加お待ちしています。
(レポート岩手支部 波田野篤史)

成績

順位 氏名 重量
優勝 千田 悟 359g
2位 村上 正 343g
3位 大角 毅 326g
4位 泉山卓夫 310g
5位 児玉隆志 276g
6位 佐々木孝志 260g
7位 佐藤有一 250g

■審査方法:5匹総重量
■参加人数:45名

優勝者コメント:千田 悟
今回の懇親会もいつもの熊ちゃんと同行。毎回毎回のコンビで釣ばっかりしているように思われがちですが、車の中では世界情勢、日本経済の見通し、震災後の三陸の復興等など皆さんには想像がつかない会話をしています。そういえば以前彼が優勝したときもこんなようなことを書いていましたが。二人の言いグセは真面目にやっていれば釣の神様が微笑んでくれると・・・。
さて、当日は開会式が終了後、前週にも下見を兼ねて目ぼしい場所にはチェックを入れていた気仙川上有住の上流部へと我先に車でスタートダッシュ。スピード違反はしていません。
まずは、いかにも大物が潜んでいるような場所に入渓でき期待を抱きながらの釣スタート。
しかし4~5回流すもアタリなし。イクラ、ブドウ虫、ミミズといろいろやっても無反応でした。下に入った熊ちゃんはすでに4匹を釣り上げているようで何か余裕の表情。その後数ヶ所移動しましたが1匹のみで次第に焦りが出始めてきたのを熊ちゃんに見破られられてしまい、釣れそうな場所は譲ってくれるようになりました。何とも優しい相棒です。
残す時間も後2時間弱となり、勝負をかけて1昨年に実績のあるマル秘ポイントへ入ることとしました。
ただ、この場所はポイントに木が覆いかぶさり普通の仕掛けでは引っかかるだけです。
何組作っても足りません。そこで考えたのが6mの竿に3mの浮き釣り仕掛けです。
手前から浮きでポイントまで流し止めて待つ釣り方です。邪道な様な釣り方ですが、これがはまりました。24センチを頭にまずまずの型が4匹釣り上げることが出来、これで検量5匹をクリアしました。竿抜けポイントに魚がたまっていたんですね。今度はこちらが余裕な表情をだしたのは言うまででもありません。
検量結果、岩手支部の45名のそうそうたるメンバーのなかで優勝することが出来ました。自分自身、驚きでした。釣りの神様のおかげ・・・いや場所を譲ってくれた相棒の熊ちゃんのおかげです。帰りの車中では次は俺に譲ってと言っておりました。



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