ヤマメ釣りベストシーズン到来の岩手ですが今年はなんか変です。県内河川全域、魚が少ないのか川の状態が悪いのか、しかし川を見れば水量水色もベスト、何処に魚が居るのかわかりません。岩手県内有名河川が川鵜の食害で各漁協が大変苦労しているようです。ウグイの数が激減していると漁協の方が話してくれました。
ヤマメ、イワナ等は放流できるがウグイは自然産卵のみなので親が居なくなれば子が育たない、思えば例年であればこの時期ウグイがヤマメより釣れるのですが最近はあまりウグイが釣れなくなりました。釣り人等が協力して最善の駆除対策を提案していきたいです。今回の懇親会は状態があまり良くないと事前情報により皆さんポイント選びに苦労したようです。上か?下か?「どっつ
いいじゃ!すた、だな」と言いながら上流に急いだ方も。12時30分検量持ち込まれる魚をみれば上流域に入った方々の釣果、大きさ共に良かったようです。優勝は5匹総重量705gコンディション抜群な魚体でした。優勝おめでとうございました。
【優勝コメント/佐々木 淳】
東日本大震災後初めて岩手支部ヤマメ釣り懇親会に参加しました。この時期、川岸などにはヤマブキの花が咲き、山里では山菜取りや渓流釣りの本番を迎えるいい時期です。
昨年は震災等で釣りどころではありませんでした。震災当日、偶然に仕事で仙台から岩手県大船渡市に居て震災に遭いました。今現在も災害復旧事業に係わっています。そんなこんなで渓流釣りも一昨年以来でしたので今回は大先輩で渓流釣りの名人の吉田悟氏にご同行をお願いし、ポイント設定や車の運転まで大先輩におんぶに抱っこで久々の閉伊川での渓流釣りをたんのうしました。
私達が入渓した場所は平津戸地区で閉伊川の中でも上流域に位置し、好ポイントが到る所に点在し大型ヤマメがヒットすると案内され期待に心を膨らませました。
がま渓流スーパーリーダー7mにハリス0.15通し仕掛けをセットし川虫をヤマメ針に付け、穏やかな流芯に仕掛けを振り込み魚信の反応を心待ちにしていた瞬間あっという間に川虫の餌をとられ、合わせのブランクを感じた次第でした。その後何とか検量予定の5匹を釣り上げ集合場所へ移動しGFG会員との久々の近況報告など交流に時間が過ぎていきました。何と検量結果偶然にも優勝が出来、吉田名人に感謝です。
最後に早朝より懇親会を運営された役員の皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。