順位 | 氏名 | 長寸 |
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優勝 | 小根澤 亮 | 70.3cm |
2位 | 竹田 浩治 | 68.9cm |
3位 | 坂巻 勝登 | 68.8cm |
4位 | 高沢 和宏 | 68.4cm |
5位 | 岸本 政和 | 40.0cm |
6位 | 廣井 義則 | 25.0cm |
■審査方法:25cm以上 2匹長寸
■参加人数:38名
優勝の談 小根澤 亮
当日は砂浜から大波を見て今日は湾内での釣りしかないだろうと判断し、火力発電所西側の湾内に釣り場を決めました。湾内においてもある程度の波があり、大物が湾内に入り込んでいるのではないかと期待しつつ、こんな悪状況であれば黒鯛の警戒心も薄れているのでは、と思いながら大物が掛かった時の事を考え、ハリスは1.5号の太めで臨みました。
潮の流れ具合を確認し、撒餌は海底に到達してもその場にまとまった形で多く残るように比重を高くし、更に大きめの塊で撒きました。水深が然程ない釣り場だったので、餌取りが多いだろうと思い、重めのオモリを使い、短時間で仕掛けをポイントである海底に到達させました。開始してみると、比重の高い撒餌で対応してはみたものの、それでも早い潮の流れにより、自分が作ろうとしているポイントがずれているような気がし、ウキの周りに撒餌を打つのではなく、潮の流れに対しウキを目印に、かなり上流部に向け撒餌を打ちました。
大会に限らず、毎回の黒鯛釣りでは試行錯誤して臨んでいますが、自然からの限られた情報を基に海中の状況を想像し、そして、我々哺乳類とは異なった体のつくりを持つ魚類という生物と駆け引きをする釣りに決定的な方法や仕掛けはないのではないかと思いながら釣りを楽しんでおります。最後になり申し訳ございませんが、この大会に向け準備を進めてくださり、当日の悪天候のなか大会をとりまとめて頂きました役員の方々にお礼を申し上げます。
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