11月に入り寒さが続く新潟県、越後の山々は例年に無いほど色鮮やかに染めあがりました。そんな季節感あふれる景色の中、青年部、新潟支部合同秋季磯釣り懇親会が、11月11日新潟県村上市寝屋港で行われました。当日は高波の影響で開催が心配されましたが、オブザーバーを含め28名の参加者を頂きました。
何時も沢山の参加、ありがとう御座います!!
当日の大会エリアは前日まで続いた高波の影響もあり、沖磯への渡船は出来ず、離岸提と時間内まで戻ってこられるのであれば何処でもOKとなりました。
さて海の状況はと言うと、前日まで続いた時化の影響でウネリが若干残るものの、釣り人の気持ちとしてはもう少し波気が欲しいくらいでした。そして猛暑の影響でまだ海水温も高く、餌取り三兄弟のアジ、フグ、小葉メジナが活発。しかしそんな状況の中、本部前に持ち込まれた魚はほとんど40cmオーバー。本当に素晴らしい釣果でした。結果、地元をホームグラウンドとする名手斎藤攻さんがリミット2匹をそろえ見事2度目の優勝。そして惜しくも準優勝となったのは青年部長の林健一さん(群馬支部)磯バックが悔やまれます。3位は新潟副支部長、黒壱会の松井さんでした。皆さんお疲れ様でした!!
さて今年も新潟支部の全てのイベントが無事終える事が出来ました。これもひとえに会員皆様のご理解、ご協力があったからこそと思っております。また、各イベント開催に当たり景品のご協力を頂きました、がまかつ様、フィッシャーズ各店様、そして安全な大会運営にご協力頂きました各地の遊漁船様、漁協組合様、大変お世話になりました。書面をお借りして感謝とお礼を申し上げます。ありがとう御座いました。
最後になりますが、また来年も皆様と楽しく釣りが出来ること楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
レポーター 上信越地区本部 新潟支部長 五十嵐政晴
成績
順位 |
氏名 |
成績 |
優勝 |
斎藤 攻 |
84.5cm(5,600kg) |
2位 |
林 健一 |
84.5cm(5,600kg) |
3位 |
松井武浩 |
79.0cm |
4位 |
戸塚俊策 |
73.03cm |
5位 |
長谷川哲哉 |
69.0cm |
6位 |
佐山昌也 |
65.0cm |
7位 |
那須野忠則 |
49.0cm |
■審査方法:2匹長寸(同匹数は重量にて決定)
優勝者の談 斎藤 攻
黒鯛釣りで「釣れた」と「釣った」では、大きく意味合いが違うと思っております。平成21年5月に春磯の大会で優勝し、今回の秋磯の大会で辛うじて優勝することができました。これで「地元の利」とは言わせませんよ。前日まで北西の風で荒れていた海も大会当日は南東に変わり、天候にも恵まれ地磯にも上がることが出来ました。沖堤では型は出ましたが、数は出ませんでした。地磯では型、数とも競技時間内で爆釣に近い状態で、大崎地磯の底力を証明した結果となりました。遠方から参加いただいた会員の方々も秋磯のパワフルなる黒鯛の引きを堪能いただけた懇親会ではなかったでしょうか。今日の黒鯛は「偶然釣れたのか」と「潮や仕掛等を的確に判断し釣ったのか」では今後の釣果に大きな差ができるものと考えております。懇親会開催会場の準備を早朝より行なっていただいた事務局の皆様方、大変お疲れ様でした。
入賞者 | 大物賞 那須野さん49cm |