平成29年4月2日、山梨県道志川で標記大会が行われました。毎年春浅い渓流で開かれる大会ですが、今年は3月末に降雪が続き、まさに春は名のみの早春賦の世界、にも拘らず参加していただいた38人に感謝です。
早朝5時の受け付けは開始と同時に終了、支部長の開会の挨拶、小室テスターのルール説明もそこそこに、参加者は長い道志川の流域に飛び出してゆきました。
さて結果ですが、3月の雨が少なく大渇水が続き釣果を心配していましたが、全体としては好釣果に恵まれました。審査基準が山女魚・岩魚の2匹長寸合計でしたが、優勝は50センチを超え、準優勝の小室テスターは、27センチの美しいネイティブ山女魚を釣り上げました。3位の竹川進様も良型山女魚を2匹揃え、ベテランの存在を示しました。山女魚大物賞の大好雄様は25.4センチのネイティブ山女魚、岩魚大物賞の平野和之様もネイティブ岩魚。審査基準が長寸のため、ネイティブの大物が上位を占めました。最多釣果は16匹の小川信吾様ですが、渇水の中ご立派。来年は匹数審査ですよ、頑張って。レディースも加藤祐子様が一人気を吐き山女魚をゲット。
朝の寒さと霧も日中には穏やかで暖かな日差しとなり、大会も無事終わりました。朝のけんちん汁、昼のうどんと、毎年両国屋様には歓待していただいております。道志村漁協様には直前放流とご厚志をいただき有り難うございます。キャスティング八王子店様の協賛、H様のワインと福袋、当たった人は大喜びです。そしていつもながらがまかつ様からの豪華協賛品、感謝感謝です。
ところで今回は、優勝してはいけない人が優勝してしまいました。だから優勝コメントは無しです。しかし優勝した人がいい人なんですね、これが。賞品の「春彩」は、来年最多釣果予定のO様に先渡ししました（笑）。

《報告 神奈川支部長 平井 幹ニ》