令和5年9月3日第3回GFG神奈川支部落とし込みチヌ釣り大会を、千葉県木更津沖堤防で15名を迎えて開催しました。宮川丸の6時便で全員一番長いB堤防に渡ります。渡堤すると東の風が横から吹いています。この木更津沖堤は東の風がよくなく、潮が澄んでしまう傾向にあり、食いに影響を与えます。しかし午前中に北寄りの風が吹く予報、この風に期待します。 準備が出来た順にスタート。6時満潮、200センチ近い潮位に期待!しかし釣果の声が聞こえない。2時間たったころ鶴田様、渡邉嘉様が小型ながらゲット!そして9時を過ぎた頃ようやく北の風が堤防の外側をざわつかせます。すると菅様と安達様が魚を検量所に持ってこられ、まわりの方たちが拍手で迎えます。潮位が大分下げた頃に「古後さん」の声に振り向くと、安達様が竿を曲げている。カメラを片手に猛ダッシュ(笑)見事40センチオーバーを掬って歓喜の雄叫び!続いて菅様が2枚目を追尾、もう検量所は大盛り上がり(笑)その後安達様が3枚を追加して、もはや羨望の眼差しで検量所へお迎えします。13時の干潮からの上げ、誰の竿も曲がらなくなりますが、そこは東京湾の黒鯛師、諦めることなく黙々と…ただ黙々と餌を落とし続けます。 14時30分、競技終了。優勝は82センチの安達様。準優勝菅様、3位鶴田様でした。今回はチャンスタイムに餌の付け方、落とし方、その時のパターンをいち早く見つけ実践した安達様の圧勝でした。最後は表彰、抽選品のくじ引き、ジャンケン大会と閉会式。釣れた人も、釣れなかった人も笑顔、笑顔の楽しい時間でした。 今回お集まり頂いた皆様、ご協力頂いた宮川丸様、そしていつも豪華な協賛品を頂きましたがまかつ様、厚く御礼申し上げます。有り難うございました。皆様10月大会でまたお会いしましょう。
優勝コメント 安達吉幸
東からの風が吹く中、渡堤すると外側は澄み内側は潮色悪く、苦戦が予想されました。案の定、朝一番の恩恵はなく、フジツボ、ボサガニ、小粒のミドリイガイをローテーションして様子を見ます。9時過ぎから北風に変わり外側が波立ち、下げ潮が効いた潮位140センチを下回った頃、ようやく小型が釣れました。そこから狙うタナを絞りテンポよく落とし、3枚ほど確保することが出来ました。餌は全てミドリイガイでした。ソコリに近づく頃にアタリは遠のきそのまま競技終了。運よく時合に出会うことが出来ました。参加者の皆様、大変お世話になりました。次回もよろしくお願いいたします。
レポート 神奈川支部 古後義和