令和5年10月22日神奈川県大磯海岸で標記大会が行われました。晴天、北東の微風の絶好の日和に64人が参集しました。今回は趣向を凝らし個人戦ではなく、2人ペアから大型6尾の検量です。開会式、そしてペアの抽選が終わりいよいよスタートですが、「いやー、足引っ張ちゃうな」「6匹お願いね」などと弱気の言葉が飛び交うが、裏腹に自信満々、明るい表情で皆出発。 さて結果ですが、いつもなら早々に帰着の人がいるのに、11時間際に帰ってきたのは役員のみ。ペアマッチの責任か制限時間まで皆様奮闘。そして検量に出すキスの選別に2人で悩む笑。いよいよ結果発表ですが、優勝は20センチ超を6尾揃えた下田龍男様、角張裕之様ペア。優勝が決まると2人で大喜び。大型キスを揃えご立派。準優勝は神山暢人様、小野寺貴志様ペア。僅差で逆転され残念。3位はこれまた300グラム越えの岩下正博様、鈴木涼様ペア。4位ペアまで僅差で皆様大健闘でした。おめでとうございます。 半年ぶりの支部大会でしたが、好天、好釣果にも恵まれ和やかに終われたのではないかと思います。皆様、大会の雰囲気を楽しまれたでしょうか?スムースに行われたのは役員の方々と、参加者皆様が64分の1の責任を果たしていただいたおかげです。有難うございます。そして美味しい釜揚げシラスのA様、いつもながら豪華協賛品を提供していただいたがまかつ様、有難うございました。投げキスはやがてしばらくのオフになりますが、来年の大会を楽しみにお待ちください。
優勝コメント
下田龍男 徳島支部から移籍してはや6年、普段キス釣りは地元の葉山、逗子がメインで大磯での大会はいつもぶっつけ本番です。当日もとりあえず葛川迄歩くも5投して小型が1匹のみ、いつもの大会ならこれにて終了~~なのですが、今日はペアマッチの6匹総重量戦。しかも私のお相手は湘南の名手角張氏!このままでは足を引っ張ってしまい検量に戻れません。そこで移動を繰り返していた9時ころ、地引網付近の2色で待望の激震!なんと20センチ超を含む良型の3連です。その後も良型を2匹ほど釣って帰着。角張氏も良型を揃えて、お互い3尾ずつで検量に持ち込みました。 角張さん優勝させていただき、有り難うございました。またどこかの浜でお会いしたら遊んでください。Aさん、大磯シラスご馳走様でした。そして役員の皆様、持ちきれないほどの賞品ありがとうございました。今回は家族も私を見直してくれたようです(笑)
角張裕之 ペア抽選の結果、徳島の名手の下田先輩と組むことが決まり、「よろしくお願いいたします」の挨拶後スタート。先ず地引と電光掲示板の間から始めますが、今の時期は波口にいる事が多く3色から始めました。当たりは1色から0,5色ので出ましたが、連掛けで連れてくるキスが小さく西側へ移動。すると釣り仲間がいいサイズを4連掛けで釣るのが見えて状況を伺ったところ、「波の中にいるよ、隣いいよ」と。なんとも嬉しいお言葉!!GFGメンバーは本当に仲良しです。お言葉に甘えて隣に釣り座を構えますがなかなかキスの反応がありません。すると目の前の波口にカレント(離岸流)が出来始め、その中に力糸が見える位の距離で仕掛けを入れるといいサイズのキスの当たりが出始め、良型を揃え帰着できました。検量前にペアの下田先輩の釣果を見てびっくり!!大物賞となるキスもいて。結局3尾ずつ出し合い優勝となりました。 役員の方々、仲良くしていただいている仲間の方々、全ての関係者様に感謝申し上げます。【いつも本当に有り難うございます。】 また優勝賞品に家族も大喜び、最高の大磯大会でした。
レポート 神奈川支部長 平井幹二