11月25日(日)今年度第4回目の親睦会を兵庫県猪名川町にある管理釣り場「天神釣り池」で総勢31名が参加して行われました。朝7時に集合、日野部長の挨拶、ゲスト参加の方々の紹介、競技説明の後に1号と2号桟橋の各自釣り座に着き準備を開始しました。
池は数日前に「新べら」が放流されたという事もあり、当日は早朝から多くの釣り客で賑わっておりましたが、朝の気温は2℃まで下がり桟橋には霜が降り、凍てつくような寒さの中での開催となりました。当池の特徴は非常に水深が深く、長尺竿も使用出来る事もあり各参加者が7尺~24尺と思い思いの釣り方でスタートしておられました。今回も審査方法は「フラシ10Kgカットの総重量制」とし数釣り狙いでエサ打ちを行っておられましたが、やはり冷え込みが厳しくなかなか思うような釣果が出ず各自苦戦しておられるようでした。開始から3時間程経つ頃には池全体に陽も照り付け、徐々に水温も上がり、ウキの動きも活発になってきた感じはありましたが、やはり管理釣り場の魚だけあって水面に魚が湧き出すとカラツンも出始め、何とか針掛かりしても全体的に小型の魚が目立つ感じで、長尺竿で開始した参加者も9~12尺前後の竿で「チョーチンセットの釣り」で数を伸ばしていく作戦に変更されておられました。
そんな状況で午前の釣りが終了。各自午前中の反省会を兼ねながら昼食を摂り午後からの高活性地合いに期待し再開するも、刻々と時間だけが過ぎ午前とはあまり状況は大きく変わらずで午後3時に競技終了。結果、優勝は朝一番長尺竿から開始し10尺チョーチンセットの釣りに変更し21枚の釣果で前回も見事4位の好成績だった土屋直人さん。2位は朝から9尺チョーチンセットで22枚の釣果だった藤井正彦さん。3位に毎回上位に入る田内佳彦さん。4位にはゲスト参加の高校生、今村さん。5位には、すっかり愛竿となった「凛刀迅」12尺で釣り通した山本真一さんでした。この時期にしては全体的に厳しい結果で数、型とも良い釣果は出ませんでしたが当日は絶好の秋晴れの下での開催となり終始和やかな雰囲気で親睦会を開催する事が出来ました。
レポーター 広報 伊藤 規行