8月26日兵庫県揖保川に於いて平成24年度GFG杯アユ釣り選手権出場選手の選考を行う為、関西各支部選抜選手27名により決定戦を開催しました。午前5時に揖保川漁業協同組合で受付、ミーティング。本庄副本部長の挨拶のあと、競技の説明を行いました。全体を「二つのブロック」に分け、其々の一位と最長寸を釣られた方が、平成24年度のGFG杯の選手となります。クジを引いた後、Aブロック「長瀬」、Bブロック「中国道上下流」に向かいました。この夏は雨が少なかったので、やや渇水状態。午前6時半~11時までの予定で競技を開始、当日は関西本部アユ釣り親睦会も同時開催されるので、その参加者は受付後各自釣場に向かいました。
競技開始の頃には真夏の太陽が照りつける状況となりました、両ブロック共に前日多くの釣り客が入川していましたので、朝は掛かりが悪かったようですが、時間の経過とともに少しずつ竿の曲がる姿が見受けられるようになりました。Aブロックでは本部前で谷口米生さんがチャラ瀬を攻めて小型ながら数を伸ばしている様子。上流部の堰堤のたまりでは地元兵庫の林 克年さんが、大小サイズさまざまなアユを釣り上げていました。本部前から下流部の流芯では「鯉」が掛かり、多くの選手が仕掛けを切られて戦意喪失という場面も見受けられました。一方、Bブロックでは、南 教さんが朝から順調に釣果を上げておられました。大型アユも多く、竿をのされそうになる場面も見受けられました。
午前11時に納竿、A・Bブロック共に現地で検量、同数及び長寸は本部に帰り検量を行いました。結果匹数はAブロックの足立武司さん、Bブロックは南教さんが引数と最長寸27.1cm、長寸は繰り上げで林 俊一さんが取られ、全国大会出場権をとりました。表彰式は成績発表に続いて、三木 本部長の挨拶、今回の大会でおとりの手配から会場の提供など、大変お世話になりました揖保川漁業協同組合の吉田様にご挨拶をいただきました。参加された選手の皆さん、役員の皆さんお疲れ様でした。
レポーター アユ渓流釣り部 金本和喜