5月29日和歌山県「有田川」において、平成28年度GFG杯争奪全日本地区対抗アユ釣り選手権大会、関西地区代表選手3名及び西日本レディース代表選手2名の選考を行うため、各支部大会を勝ち上がってこられた選手により選考会を開催しました。この決定戦は、昨年8月に開催する予定でしたが、大雨による増水で2度中止となり、年を越えてこの日の開催となりました。
午前6時、有田川で有名なポイントの「川口地区」に集合、受付と開会式を行いました。有田川漁業協同組合様に入漁券の販売を現地で行って頂き、前川組合長からご挨拶をいただきました。釣り場については当初川口地区で行う予定でしたが、14トン以上の発電放水により増水しており、安全を考慮し少し上流の「粟生地区」に全員で向かいました。
午前7時過ぎに競技開始、天候は晴れ、水量はやや減水、川の中には多くのアユが遡上している様子が伺えます。しかし、鮎の成長が遅れているせいか、石には付かず“群れて追わない状況”に全員苦戦を強いられている状況でした。
12時に試合終了、役員の堀内圭三さん、金本和喜さんによる審査の結果、優勝は京滋支部の青木昭さんが10匹の釣果で見事優勝されました。2位は和歌山支部の井上富博さん、3位は兵庫支部の藤丸達矢さんが入賞されました。
一方、レディースですが、参加者全員の釣果が同じで重量勝負となり、三重支部の長谷雄 緑さんが優勝、2位が徳島県から参加された三木純子さんが入賞され、GFG杯の出場権を獲得されました。全国大会では団体戦・個人戦共に優勝目指して頑張っていただきたいと思います。
[レポート　関西本部　谷野　栄二]